「此処、触られるの好きなのよね?」

にやにやと厭らしく笑いながら指と自身でアルエの弱点を刺激する。

「後ろも…だろう?」

アルエの身体をレイヴンに押し付け、尻だけを前に押し出したような格好をさせ、後孔へと指を押し宛てる。

「だ、だめっ」

アルエが慌ててシュヴァーンの手をはね除けようとするが、レイヴンが腕を押さえ付けてしまい、それ以上の抵抗は出来なくなった。

「こーら、大人しくしなさいって」
「酷い事をしようとしているわけではないのだが…怖いのか?」

シュヴァーンは労る様に声を掛けてはくるが、手を止める気は更々ないらしい。



二つの信号2

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