「な、ん…え?…あぁっ!!」

レイヴンの言葉の意味を深く考える前に挿入され、殆ど慣らされていない身体が悲鳴を上げる。

「やあぁっ!れ、レイヴンさぁ…っ」
「は…ッ、アルエちゃん、キツ…力抜きな…っ」
「やぁん…、む、むり、ですぅ…!あ、ひゃあっ」

ひくり、と喉を震わせるアルエをあやすようにレイヴンがアルエの背中を抱き締める。


アルエの様子を見ながら動いていたが、次第にレイヴン自身も余裕が無くなってきたのか、アルエの意思などお構い無しに穿つ。

「んぅ!…や、れい、ヴンさあ…んあぁぁっ」
「アルエ…」
「あぁう、ふぁ…レイヴン、さん…」
「…なあに?」
「もっと、もっ…と」
「そんなにがっつかなくても、ちゃんとあげるから、ね?」

よしよしとアルエの頭を撫でてやると、アルエが幾らか嬉しそうに笑った。

若干気恥ずかしそうな表情も窺えるが、敢えて気付かないフリをする。



限界を越えた先に見えた衝動

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