下着の上から揉まれていたが、次第に煩わしさを感じてきたのか、その下着すらも剥ぎ取られてしまった。
片房を口に含み、赤子が食事をねだるように吸い付かれる。
左手をもう片房に添え、強弱をつけて揉みしだかれる。

残された右手が腹の上を廻り、腿を通り、脚の付け根を這う。
ビクリと身体を震わせたことに気付いたのか、口元を弓なりに歪める。

「随分、感度が良いんじゃないの?久しぶりだから興奮してる?」
「そんなことは…」
「じゃあ、これは何だろうねぇ?」
「きゃあっ」

奥の方へ指を挿入され、悲鳴を上げてしまった。
中を軽く擦られた後、すぐに指を引き抜かれる。

「あ…それ、は…」

濡れた指を見せられ、赤面してしまう。

「素直になったほうが、可愛いのに」

ククッと喉の奥で笑われる。


「どうして欲しい?」

再び中へと指を挿入しながら尋ねてきたが、アルエは恥ずかしいのか、何も答えない。
恥じらうことは可愛らしいことだと、レイヴンは一人笑みを浮かべるが、暫くお預けを食らっていた身。
これ以上焦らされるのは我慢の限界を超えるだろう。
本当ならアルエの口から『欲しい』と言って欲しかったのだが。



「ごめんね、本当は欲しいって言わせたかったんだけど…限界だわ」



我慢の出来ない大人2

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