「わ、わかりましたから!寂しかったのはわかりましたけど、重いので退いて貰えま…」

話している途中で身体を仰向けにさせられ、唇に口付けられる。


だめだ、このままだと流される…。



「レイヴン、さん…」
「もう、駄目。おっさん抑えられないから」

いつもの飄々とした笑顔を浮かべた。

その瞬間、アルエの上着が剥ぎ取られる。
いつもに増して性急だ。

余程溜まっていたのか、本当に寂しさからなのか…。
何れにしても、やられることには変わりはない。
だが、アルエは抵抗はせず、そのまま受けとめていた。


シャツのボタンを外され、隠されていた胸が現れる。
とは言え、下着はしっかり着けていたが。
レイヴンはその下着の上から胸を鷲掴む。

「ん、あぅ…」
「また、大きくなったんじゃない?」
「う…、誰のせい、でしょうね…」
「いやー、照れるじゃないのー」

誰、とは言っていないのに照れるなんて言うのは自覚があるからなのか、単なる自意識過剰なのか。
どちらにせよ、本当の事なのだから、アルエは頬を赤く染める。



我慢の出来ない大人1

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