「大人しくしてて、…ちょっと痛いかも、ね?」
尻尾の付け根についたビーズを舐めて湿らせると、アルエの後孔へと宛がう。
「ジュディス、さ…ん、いや、いやぁっ!!」
装着方法が分かった途端、アルエは暴れ、止めさせようとするが、ジュディスがそれを許す筈もなく。
つぷり、と少しずつそれが奥へと埋め込まれていく。
「んぅうっ!!」
「良かった、余り痛そうじゃないみたいで」
――おじさまったら、ヒドイ人ね。
抵抗も然程なく埋め込まれるそれを見ながらジュディスが笑う。
「後は、スカートに通して…はい、終わったわ」
スカートを整えると、そこでアルエは解放された。
「や…ジュディスさん…、取ってくださ…」
埋め込まれた異物に反応し、取るように悲願するが、
「駄目よ、尻尾のない猫さんなんておかしいでしょう?さ、行きましょ」
アルエの意見をはね除けると、アルエの手を取り他の人が集まっている場所まで連れていく。
(恥ずかしい…それに、気持ち悪い…)
後ろを支配する異物感に眉をしかめてしまう。
嫌な予感は的中しかしてくれない