泣きそうな顔をしているセラの頬に手を添え、抱え込むようにして再度口付けを行う。
バタバタと暴れられるが、力で捩じ伏せ、徐々にセラを支配していく。
押さえ付けている一方で、片手をセラの足の間に滑り込ませて、下着の上から間を突っついてやるとセラがいっそう怯えだした。
「あ…、やだ…」
キュッと腿を閉め、それ以上勝手なことはさせまいとするが、相手はアルヴィンだ。力で勝てる筈がない。
「慣らさなくて良いのか?」
「触らないで…やだ、きもちわるいの…」
「俺は慣らさないで突っ込むのも構わないけどな」
痛い思いをするのはセラだけだし、と無責任な言葉を言われる。
痛いのは嫌だと喚くと、アルヴィンは大人しくしていろとでも言うかのようにセラを壁へ押さえ付け、閉じられていた足を大きく開いてやる。
煩わしいだけの下着を取り払い、薄く色付いたそこへ指を押し当て、ゆっくりと中へと侵入させた。
「はぁ…っ、く、ぅん…!」
「なんだよ、慣らさなくても充分なくらい俺を受け入れる準備は出来てるみたいだけど」
「ん、ぅえ…、そん、な、準備なんて…」
「セラにはそんなつもりは無くても、セラの身体は俺を欲しがってたみたいだぜ?」
節だった指が内部を乱暴にかき回し、指が引き抜かれる度に奥から体液が溢れてくるのが分かり、羞恥心が込み上げてくる。
「俺の指を食い千切りそうなくらい締め付けちゃって。余程欲しかったんだなぁ」
「ふあぁっ乱暴…しないでぇ…っやだ、やだぁ…あぁ、んっ」
「乱暴にされて喜んでるのは誰なんだか…」
「ちがっ、や、んっ!…ふぇえっ!?だめ、そこ…っやあああっ!?」
ある一点を執拗に弄られ、止めるようにせがんだが、攻めの手は止められず、セラは達してしまった。
自分の思いとは裏腹に身体は正直なわけで