「チュールと言っただろうか、そのスカート。少々透け過ぎではないだろうか!」
「そうかな?」
「ああ。出来れば、君の綺麗な脚を俺以外の男に見せて欲しくないのだが!」
「そんなに綺麗じゃないよ」
「綺麗だ。昨夜俺の肩にかけた時、月夜に照らされて白い脚がゆらゆらと揺れる様が、ひどく淫靡で美しく……」
「杏寿郎くん!」
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