零さんが念願の首位になったので、お祝いをしようとしていたら、「君のお陰だから」と逆にご馳走とデザートを振る舞われてしまった。

料理はもちろんだけど、零さんのケーキめちゃくちゃ美味しい。

「俺のために毎日投票してくれて、本当にありがとう」

「そんな、当然のことをしたまでです。だって」

「だって?」

「零さんのことが大好きだから」

「嬉しいよ。俺も君を誰よりも愛している」

「零さんが嬉しそうで私も嬉しいです」

「いままで何度も惜しいところまで迫って苦汁を飲んだからね。だけど今回は君のお陰でようやく念願の首位になれた」

「ふふ、毎日投票した甲斐がありました」

「ありがとう。君の気持ちが嬉しいよ」

「零さん……」

「続きはベッドで構わないかな?」

「零さんがそう望むなら……」

「では、たっぷりお礼をさせてもらうとしよう」

このあとめちゃくちゃセックスした。

零さんはいつもよりも情熱的で、激しかった。

明日、起きられなかったらどうしよう。


 戻る 

- ナノ -