こんばんは。
豪雨が嘘のような良い夜ですね。

貴女の視線はいつも感じていました。

ある時は紙面を通して
またある時はテレビ画面越しに。
映画館のスクリーンを通していたこともありましたね。

貴女がぼくを見ている時、ぼくもまた貴女を見ていました。


ずっとずっと貴女だけを。


安心して下さい。
ぼく達は相思相愛です。

貴女がぼくを想って下さっているように、ぼくも貴女を心から愛しています。

次元の隔たりなどというつまらないものは、何の障害にもなりません。

いまから貴女を迎えに行きます。

この文章を読み終わった時、ぼくは貴女を手に入れる。


さあ、覚悟はよろしいですか?


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