秀一さんのアジトの一つである、海辺のセーフハウス。 私達はそこで初めての夜を迎えることになった。 今夜、秀一さんに、私の初めてを捧げる。 緊張して身を固くしていた私を秀一さんは軽々と抱き上げ、お姫様抱っこで寝室まで運んで行った。 そうして、寝室のドアを蹴り開けて中へと入っていく。 その荒々しい雄っぽさに尚更鼓動は早くなったのだが、秀一さんは全てわかっているというように笑って私をベッドの上に降ろした。 「緊張しているのか?」 「少し…」 「心配するな。優しくする」 そして、上から覆い被さるようにしてきた秀一さんは、ゆっくりと唇を重ね、それから徐々に情熱的なキスへと変わっていった。 「ん……んん…」 キスをしながら、秀一さんの左手が私のブラウスのボタンを器用に外していく。 そして、 ───── アンケートで「赤井さんにお姫様抱っこで初夜部屋のドアを蹴って開けて欲しい」とあったのでちょっと書いてみました。 続きは半兵衛様の順位次第です(笑) |