「紅葉狩りとか素敵ですね…」


「と苗字が言っていたんだが、これは明らかに誘ってるよな？」

「間違いないですね」

「次の休みに誘ってみるべきか…さすがにがっつきすぎか？」

「いえ、苗字も降谷さんが誘ってくれるのを待っていると思います」

「ついでに温泉宿も予約しておこうと思うんだが、君はどう思う、風見」

「完璧なプランだと思います、降谷さん」

「ありがとう。だが、その前にアンケートだな」

「それは俺に任せて下さい。降谷さんに投票するようにさりげなく誘導しておきます」

「悪いな、風見。助かるよ」

「いえ、尊敬する降谷さんのためですから」

「そうか…頼んだぞ、風見」

「任せて下さい」


「ああ、苗字。ちょっといいか？」

「はい、なんでしょう、風見さん」

「これに投票してくれないか？ああ、降谷さんの項目にチェックを入れてコメントを送るだけでいい」

秋アンケート

「わかりました。降谷さんに投票すればいいんですね」

「そうだ、今週末で終了だから、それまで毎日頼む」