あとがき
『さよならは知らないまま』を読んでくださりありがとうございました。
宮治と出会って、離れて、再会、という話を書きたくて書きました。
いつも隣に双子の片割れが居て、小さい頃からバレーがそばにあって、何かに対し自ら離れることはあったとしても、意図しない『別離』というものに縁のなかった宮くんが、いきなり別れを告げられて引きずっていたらすごくいいなと思いました。
文庫メーカー等で楽しみたくてネームレスで書き始め、途中で「サイトにも上げる予定なら名前変換ありにした方がいいかな」とも思ったんですが、話の展開上むしろネームレスの方が進めやすい話になったので結果オーライでした。
改めて、最後まで読んでくださりありがとうございました。
20230707 La