Memo


2014/08/06


※鬼灯さまと酔いどれ彼女A 〜据え膳食った結果〜


「………」
「あの、鬼灯様…?」
「……なんてこった」
「ええと…元気出してくださいよ!」
「私としたことが…」
「……。そんなに私と寝たのが嫌ですか」
「そうじゃありません。好いた女性が酔っぱらっているところにつけ込んだようで、自分自身に腹が立つんです」
「……好いた…?」
「これじゃ白豚と一緒じゃないですか……とりあえず、殴って下さい」
「いやいや、そんなこと出来るわけないでしょう!?」
「…私は、前後不覚の貴女に対して無理矢理事を進めたんですよ。引っ叩かれて然るべきです」
「じゃ、じゃあ…その、合意の上だったら…いいんですよね?」
「………え?」
「実はあれ…酔ってなかったんです」
「…というと?」
「ヨッパライのふりしてました」
「……では、昨日のアレは」
「お膳、据えちゃいました」
「………」
「うっ…!えっと、その…わ、私、実は前々から鬼灯様のことお慕いしてたんですが…」
「…続けて」
「うぅっ…!(目が怖い…!)私みたいなただの一般獄卒には高嶺の花もいいところでして…でも、一度でいいから夢を見てみたかったんです。ダメで元々だと思って、それで……」
「………」
「…ご、ごめんなさい」
「………なぁんだ」
「え?」
「最初から両想いだったんですか。ヘコんで損しました」
「立ち直りはやっ!?」
「それにしても、私相手にそんな手管を仕掛けるなんて見かけに寄らず大胆ですね」
「あの…なんでじわじわ近づいてくるんですか?」
「貴女、今日は非番でしたよね」
「え、ええ…そう、ですけど…?」
「夕べの飲み会で疲れたでしょう?ゆっくりしましょうよ」
「え、ちょ、わあああああ」


*全くゆっくりできなさそう

2014/08/01


※鬼灯さんと酔いどれ彼女


「あはははは!ほーずきさまぁー」
「…うるさいですよ」
「んー、じゃぁだまるー」
「そうしてください」
「……………はいだまった!」
「3秒だけじゃないですか」
「ねぇほーずきさま、私ちゃんと静かにしましたよね?3秒だけ。あはははは!」
「著しくめんどくさい…」
「ふふふふ、ほーずきさま飲んでますぅ?お注ぎしましょうかー?」
「絶対こぼされるので遠慮します」
「うーん…つれないですねぇ。とりゃっ」ボフッ
「…なにしてんですか」
「えへへ、ほーずきさまのヒザ枕ー。こりゃプレミアもんだわぁ」
「あのねぇ…そんな状態で男にベタベタするもんじゃありませんよ」
「ええー、いいじゃないですかぁ、減るもんじゃなし」
「減りますよ。…主に理性が」
「……私、鬼灯様が食べてくれるんならお膳据えますよ?」
「どうしてそこで追い打ちをかけるんだそこで」
「あはははは、ほーずきさまが困ってるー!もっと困るがいいや!」
「…酔っ払いめ」


*実は全然酔ってないとかだといい。

2014/07/31


皆さん、水分補給してますか?呼ばれてないのに飛び出る、かしこでございます。いつの間にか4万打、ありがとうございます!2万打企画も残すところあと2つとなりました。最近は新連載を始めたりとなんやかんやしてますが、ぽつぽつ書いております。これからも細々と隅っこで書いていけたらと思ってますので、お手すきの際にでもお越しいただけたら幸いです。


話は変わりますが、この頃逆裁5を再プレイしています。主に逆転の帰還を。エールちゃんのキュイキュイ喋りとショーコさんのくびれと水族館と夕神さんの相容れなさを堪能しております。青い空と白いプールサイドと真っ黒なデカい男性のコントラストは、ある種の微笑ましさすら感じられます(私はなにを言ってるんだ)。

あと、夕神さんが刑務所のご飯少ないみたいなことを言ってて心配になりました。ちゃんと食べないと力出ないよユガミん、いざ!って時に手錠引きちぎれなかったら相当カッコ悪いよユガミん!そういうわけで、腹ペコ夕神さんに色々食べさせるお話が書きたい…。
夕神さんて料理できるのかな?できたらできたでギャップあって素敵!ってなるし、できないならそれはそれで話のネタに…(オイ)日頃美味しいもの作ってくれる夢主へのお礼をしたくて台所で悪戦苦闘する、泣く子も黙る夕神検事……み、見守りたい(*°∀°)=3

それから、お酒の強さもどうなんでしょうね?『さつきあめ』や法医学者親子の話ではザルってことにしましたけど。7年間も飲酒してなかったら弱くなってそうな気が…お酒飲み続ければ強くなるってわけでもないらしいですが。下戸夕神さん……アリだ(°∀°)
誰か下戸神さん(すごい貧相な神様みたいに聞こえる)の夢書いてくれないカナー(チラッチラッ)
……あ、そこのお嬢さん、今目が合いましたね?(やめなさい)


あめつちの方も早速リクエストを頂けて嬉しい限りです!書くのはもう少し後になりそうですが、気長にお待ちくださりませ。

では、小話ひとつくらい書いて寝ます。おやすみなんしょ!(何語?)

2014/07/30


※白澤さんとラ○メンズ


「ねぇ見て見てー!ついにスマホにしちゃったよ」
「あー!白澤さまなにそんなの買ってんのー!バカじゃねいのー!」
「……そうかなぁ?」
「そうだよー。バカじゃねいのー」
「そっかぁ…これ良くないかぁ」
「そうだよー。バカじゃねいのー」
「じゃあ捨てちゃうかぁ」
「捨てちゃうならあたしにくれたらいいじゃない」
「でもこれ良くないんでしょ?」
「そうだよー!白澤さまなにそんなの買ってんの!バカじゃねいのー!」
「じゃあ君もいらないよね?」
「いらねいよー。なんでもかんでも欲しがると思うなよな」
「誰かにあげようかなぁ」
「誰かにあげちゃうくらいならあたしにくれたらいいじゃない」
「でもこれ良くないんでしょ?」
「そうだよー!白澤さまなにそんなの買ってんの!バカじゃねいのー!」
「じゃあ君もいらないよね?」
「いらねいよー。なんでもかんでも欲しがると思うなよな」
「…ごめん」
「気にすんなよな。あたしは何でもかんでもゆるしてあげます」
「優しいなぁ、君は」
「(ドヤァ)」

(なんだこのかわいい生き物…)
(白澤さま、晩ご飯はお鍋に決まってるじゃねいのー!)


*おなべおなべ(*´∀`*)

2014/07/29


※夕神さんとラー○ンズ


「なァ、寿司屋で最後に出てくる茶のこと『アガリ』っていうだろ」
「そうですね」
「なんでか知ってるか?」
「そういえば…知らないです」
「あれ、『a gari』なんだとさ」
「ア・ガリ?」
「一枚のガリも入らねェほど腹いっぱいだから、茶をくれって意味らしいぜ」
「なるほど!なんだかグローバルなネーミングですね!」
「まったくだ。時代は国際化ってかァ」
「………夕神さん、なんでそんなニヤニヤしてるんですか?」
「何でもねェよ」


*先日、これと同じような会話を友人としました。夕神さん→かしこ、夢主→友人の構図で。

2014/07/29


※桃タローくんとラーメ○ズ


「秋田のナマハゲ退治したのって桃太郎さんなんですよね?」
「え?」
「やっぱり『悪い子はいねがー!』って言ってました?」
「え、ええーと…?」
「お腰につけたきりたんぽで戦ったんですよね、すごい!」
「き、きりたんぽ?」
「××ちゃーん、このお笑いのDVDって君の?」
「あ、はい、すみません」
「いいよー。ねぇ、これ僕も見たいな」
「いいですよ。みんなで見ましょう!」
「ういろうあるから、食べながら――」
「我々はそれを完成品とは認めない!」
「「え」」


*さるぐんだだんだんだだーんだーん

2014/07/28


※御剣一家の日常C 〜反抗期?編〜


娘に殴られた。グーで。

「……反抗期だろうか…」
「だとしたら、うちの子は相当なおませさんですね」
「…なぜ君はそうも笑っていられる?」
「あの子の『反抗期』の理由が何となく分かりますから」
「!君には話したのか?」
「いいえ。でもお話を聞いていたら想像できました」
「教えてくれ。いったいあの子はどうしたというんだ」
「仕方ないですねぇ、今回だけですよ?…多分、寂しいんだと思います」
「さびしい?」
「夕神さんの事件が解決した後、あなた輪をかけて忙しくなったでしょう?検事局に泊まり込むことも前より増えました」
「……」
「そういうお仕事だからしょうがないって話はしましたけど、やっぱり納得いかなかったんでしょうね。それで、構ってくれない不届き者にパンチして悔い改めてもらおうとしたのでは」

鉄拳制裁とはそういうことか。

「…そうだったのか」
「本人にはまだ聞いてないので推測ですけどね」
「……」
「…さっき覗いた時は、まだ起きてましたよ」
「そうか…分かった、ありがとう」
「いえいえ。では、お先に部屋へ行ってますね」
「……なぁ、」
「なんでしょう?」
「その…あれだ、」
「?」
「…君も、その…寂しかったの、だろうか?」
「……」
「あ、いや…いい。忘れてくれ」
「…そりゃあ、もちろん」
「…え?」
「瀕死のウサギになった気分でした」
「その例えはどうかと思う」
「だから、言ったじゃないですか。『先に行ってる』って」

部屋で待ってますから。

「……、…」
「でもちゃんとあの子とお話しして来て下さいね」
「…ああ。分かっているよ」



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