Love whisper




「サレの寝顔って綺麗…」


私は横で眠る恋人の寝顔を見つめる

規則的に穏やかな寝息を立てる彼の顔は
男女関係無しに嫉妬する程綺麗


「本当…口を開かなきゃ完璧なのに…(苦笑」


「へぇ…?それはそれはお言葉だねェ、陽チャン?」


いきなりサレの綺麗な瞳がパッチリと開いて
私を見つめる


「えっ…! さ、サレ…いつから…起きて…?」


「君が僕を綺麗って誉めだした辺りからかな」


…じゃあ殆ど聞かれてた訳ですね…


「だいたい…そんな僕を恋人に選んだのは君だよねェ? あんな城内で大声で告白してk「わぁぁぁぁ!!恥ずかしから言わないで!!」




サレにずっと憧れていた私は
強行手段として、思わず叫んで告白してしまった…
そのお陰でカレギア城内では公認なのです…



「それに、僕が口を開かなきゃ愛の言葉も囁けないよ?」


「うー……やだ。」


クスッと笑い
じゃあほら、おいで
と彼は私を抱き寄せた


「…愛してるよ陽」

「うぅ…//」


耳元で囁かれてぞくぞくする


「離さないからね…ずっとずっと…」


「あぅ…もういいです…///」


「クスッ…だーめ」




しばらく続くサレの耳元での囁き

止めて、と言っても止めない

これが私の大好きな恋人です。



END





[ 18/25 ]

[series]
[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -