※現パロ 『三之助、好きよ』 ポロリと、その単語がもし物体だったらかなり小さい物が重力に逆らう事なく床とこんにちはをしているだろう。 ビターチョコレートの様な平成現代人の男性にしては少々長く、そこいらの女よりも柔らかく綺麗な髪の毛を揺らしながら三之助は此方を見た。 砂糖を焦がしてカラメルにした様な黄金色の瞳は一点に私を映していて、何だか彼の瞳が飴玉の様に思えて小腹が空いてきた。 「俺も好き」 『あら、ありがとう』 低い声が私のお腹に響きぞくりと粟立つ、私は意外と声フェチだったらしい。 少し前まではあんなに高くて女の子みたいな声だったのに変声期って本当恐ろしい、私の知っている中ではまだ本格的に変声期が来てないのは左門位じゃない? 左門といえば抹茶を薄く伸ばしたかの様なサラストが凄く羨ましい、あれ伸ばしたらシャンプーのCMなんてあっさり出れるわね。 …お腹空いているのね、私 「あーでも、俺どっちかっていうと愛して…」 『三之助プリンない?』 お腹を擦りながらそう問う私に、三之助は何とも言えない表情を向け普段出現しない眉間の皺が出来ていた。 でもそんな事される様な事したかしら? もしかしてプリンがないとか、まあ私がコンビニまで買いに行けば良い話なんだけど。 正直小腹が満たせれば何でも良い。 でもコンビニ行くならアイスも捨てがたいわね。 だなんて、自分の体重の増量の原因に危機感を覚えず私は呑気に考えていた。 (三之助の溜め池が空気に溶けるまで後x秒。) 久しぶりに落乱 これは酷いぐだぐだクオリティ 2011/11/03 08:59 |