機械人形業者組
2015/05/20

◎機械人形業者組◎

登場人物は全員高性能な機械だが、あまりにも高性能すぎることと記憶を弄られていることにより自分が機械であるとは知らない。他機の正体は把握しているので、それぞれ『自分は世界にたった一人取り残された人間なのだ』と思っている。
戦闘で壊れても、全滅しなければ誰かが修理してくれる。

片桐
仲間が機械だと知っても平気で身体を張る。自分の命を誰よりも軽く考えている。周りからは機械だと思われているため、最も犠牲にされやすい。半壊して正体に気がつくと、その都度データを消去される。繰り返し使える捨て駒。

有本
最も古く、並外れた破壊力を持つ調整前のプロトタイプ。機械に対しての仲間意識を持つが、自身もそうであるためか、彼らの安否よりも作戦の成功のために尽力する。自分が倒れることは大きな戦力低下に繋がると考えており、全滅を避けるために何としてでも生きなければという意識が強い。

戸狩
周りに人間がひとりもいない状況に絶望している。兄と妹が目の前で破壊され、その際に機械であったことを知った。役立たずな自分だけが取り残された意味が解らず、もしかしたら自分も機械なのではないかと薄々感づいている(感覚が麻痺しだしている?)

ハムス
どれほど仲間を壊さずに戦うか、そして仲間の修理とケアについていつも考えている。彼らのメンテナンスのために自分が生かされていると感じており、その分自分が機械であるとは全く疑わない。戸狩の記憶を危険なものと解釈しながら消せずにいる。




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