弟子の家のイメージまとめ
2015/05/22

間取りを考えるのは楽しい。


弟子の家は3階建て・庭つき・3階がガラス張りというなかなかの物件。中央都市につながる駅から8分。こいつぁいいぜ!!
但し数人の弟子たちと面倒くさいおっさん(師匠)が同居している上、家のローンが残っているため家計は火の車。弟子の頭痛は激しさを増す。…とはいえ、広い自宅にひとりでいるのも寂しいぞ。両親がいればなあ。

持て余して物置きになっていた幾つかの部屋は…なんということでしょう、個人の私室や師匠の大好きな図書室に早変わり。ほとんど放置されていたガラス張りの3階にも天体望遠鏡が設置され、あと冷蔵庫も設置され、おやつを食べながら天体観測ができるように。どんどん師匠の趣味に侵食されている気がするけれど、まあお金入れてくれてるから許そう。そのお金も一体どこから出てきているのかいまいち解らないけれど、それも許そう。神経質になりすぎると、師匠とはやっていけない。

弟子の部屋は初めから変わらずずっと2階の1室。幅1メートル程度のちょっとしたベランダがあり、洗濯物が干せる。基本的には庭の方が広いのでそちらに干すが、庭には突如大穴が開いたりプチ鶏舎が建ったりするので、そういう時の頼みの綱。もうやだこの家。
また、ベランダを通して隣の部屋と繋がっており、行き来が可能。隣は師匠の部屋なので、何かと遊びに来てしつこい。
良い気候の夜はここでゆっくり、なんでもないような話をすることもある。
2階には他にお客さん用の部屋と図書室があり、並びとしては

【弟子の部屋】【師匠の部屋】
( 廊 下 )
【客 室】【図 書 室】

という感じ。
客室とはいえ頻繁に泊まりに来るのは師匠の姉であり、ややお姉さんの良い匂いがする。
森の番人であるルズールが遊びに来た時は、この部屋は使わず庭に転がって寝る。正直「毎日外で寝ている奴をお姉さんの匂いがする部屋に泊めていいのか」という思いもあるので、自分からそうしてくれて弟子としてはありがたい。

図書室は常に師匠が世話をしている。殆どの本が師匠の私物で、殆どが魔道書…と見せかけて、よく見ると料理本やレシピ本もかなり多い。
古書や魔道書に関しては、明らかに呪われていそうな本を嬉々として持ち帰っては、弟子に捨てて来いと追い返されている。この部屋からわりと大きな事件が始まることも少なくない。
部屋の荒れ具合は師匠の忙しさと比例する。




prev | next


「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -