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臨帝


帝人くんの側は安心する。

5分前、そう僕に告げた本人は僕の膝に頭を乗せて静かに寝ていた。

さらさらと指の通る髪を撫でてやると心なしか気持ち良さそうに見えた。

この人がこんなに無防備に寝ているなんて夢みたい。僕は特別な存在になれていると言うことなのだろうか。

窓の外に広がる夕焼けがなぜだか胸を締め付ける。

…もし、このまま臨也さんの目が覚める事がなくても僕は傍に居てあげよう。世界中の人間が彼を否定しても僕だけは認めてあげよう。

そっと指で触れた唇は少し冷たくて、ただなんとなく泣きたくなった。





(センチメタル少年)

貴方と一緒に歩む人生は罪なのでしょうか?





▽書き出した本人が一番よくわかっていない(笑)



2011/06/18 22:00


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