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フラン・E・ラングリッジ


画像の説明

作品

ナインティーン・ブルー、Blue Latir

お相手

クロウ・アームブラスト

年齢

17→18(閃U)→20(閃V)→21(創)→23(黎U)
身長
156→158

所属

王領地伯ラングリッジ家、トールズZ組

趣味

乗馬・読書・最近はZ1・茶道
出身
帝都ヘイムダル

氏名

閃W12/31以降はフラン・E(エミール)・アームブラストと名前を変えている


外見


イエローブロンドの髪をポニーテール、もしくはシニヨンにしていることが多い。
ペリドットのような色合いの力強い瞳。
フィー以上アリサ未満といった小柄な体型だったが、20歳になったフィーに遂に身長を越された。
普段、剣などは右で使うことが多いが、左利き。銃を使う際に出来る指の痕等が左手の指にある。
元々黒曜石のピアスをつけていたが、クロウに貰った蒼曜石のピアスを大事に左耳に付け続けている。


性格


清廉かつ聡明で真面目な性格。深入りしすぎないように見えるが、世話を焼く所がある。
長男・次男を兄に持つ末っ子のため、妹気質。
自身の騎士道を重んじており、実家の立場やフラン自身の境遇もあり平民にも慕われやすい。
自立心は強いが、頑固。
自分自身が人と一線を引いて接していた所があった為に、他人が置いている距離や違和感、嘘が引っ掛かるタイプ。
からかわれやすい所があり、振り回されがち。
育ち自体は令嬢のため、初めて触れるものには素直に目を輝かせる。
冷静な策略家としての面もあるが、未来の可能性を考えるのが得意な指し手のミュゼに対して、フランは既に起きたことの状況把握と真相解明を得意とする。
クロウと根本以外は基本正反対の性格。


能力値


ローザンヌ・エペ(エペ)、マンゴーシュ(防御剣)、ロッサ・ヴォパール(拳銃)、アイギス(盾)といった複数の武器を使用する。
薔薇が象られたエペと、マンゴーシュと呼ばれる防御剣を同時に使用する双剣使い。
ただ、最も得意としているのは火薬式のホローポイント弾に魔導を組み込んだ白銀の拳銃。銃撃の腕前単体ならクロウより上。

また、自分の血を糧に使用する魔導の盾は、呪いの鉄の茨が腕に食い込み、使った後の反動が大きい。
だがその分絶対防御を誇り、帝国の呪いが消えた今では呪いの鉄の茨は消滅している。
同じく銃と剣のどちらも使うクロウとはお互い前衛・後衛を変わりながら連携を取っている。


経歴


500年近く続く家系の中で女子が生まれたのは3人目で、女子が生まれる度に災厄があったことから男尊女卑の家系。
その境遇から父や使用人たちに認められたいという願望が強く、家の望むことをする装置のようになろうとしていた。
『深窓の令嬢』というあだ名で貴族界隈では有名だが、冷遇されて自室の窓際でよく本を読んでいたことが起因しているため、本人はその呼び名を忌み嫌っている。

冷遇されていた中、専属の使用人に連れ出されて、帝都のヴェスタ地区に遊びに行くことが多かった。
それからヴェスタ地区の商人や知り合い達との縁があり、彼らから貰ったレシピ等の家庭料理を得意としている。

また、一度実の父親の死と同時に遺言で除名をされており、これがフランの生き方を決定づけた傷跡になる。
長男にルッソ・フェルナンド・ラングリッジ、次男にアーサー・L(ロット)・ラングリッジという兄二人がおり、専属の使用人にチェフ・ファーニヴァルという名前の少年がいる。

年表


・母親を奪って生まれた存在として父に疎まれ、歴代ラングリッジ家に仕えて来た使用人たちにも主人と認められることは無く、冷遇されていた為に自室で過ごすことが多かった。

・病に倒れている父の代わりに当主代行としてジュライ特区に向かったルッソに同伴。
ジュライで盗みを働いていたチェフに声をかけて、自分専属の使用人として家に連れて帰る。(1196年)

・ラングリッジ伯に初めて夕食の席を共にすることを提案されたが、使用人との共謀でフランを毒殺しようとしたことに気付いたチェフが晩餐会を台無しにしている。(1198年)

・ラングリッジ伯の死去。(1198年)
その際たった一言の遺言状によってラングリッジ家から除名される。一カ月後当主となった長男ルッソによって撤回される。
除名された件は帝都の貴族の中では有名な話となっている。また、この頃から家の名前に固執するようになる。

・帝国ギルド襲撃事件の指揮・解決をルッソに任される。カシウスに協力する形だが、現場の指揮を一部委ねられていた関係でサラに助力している。(1202年)

・トールズ士官学院に入学。(1204年)
クロウに何があることを察しながらも人と距離を置こうとしていた自分のことを指摘されて絆される形で付き合い始める。
《C》によって自分が歩もうとしていた家の為に自分を殺すような生き方を正面から否定される。

・Z組卒業後は政治学を学ぶ為に帝都大学に一年半通い、飛び級で卒業している。(1205年〜1206年)
オズボーンによって抑えられている長男に頼まれる形で、情報収集や各地の調査を任されている。
色褪せずにクロウを想い続けている。
弱音は墓石の前でしか吐かず、必死に前に進もうとする姿は周囲を心配させていた。一人でヒンメル霊園を訪れては青い薔薇を手向けていた。

・8/31に別れることを分かった上でプロポーズされ、それを受け入れる。
12/31、再度プロポーズを受けた上で籍を入れる(1206年)

・ラングリッジ家として情報収集や処理に当たっていた役目もなくなり、クロウの旅に同行している。
トワの電話にフランの声も混じっていたようだが……?(1207年〜1209年)


備考


・新Z組は性格が正反対な二人の関係を改めて不思議に思っているらしく、アッシュには散々からかわれている。
・スタークとしてはクロウが選んだ人らしい、と思われている。
・教わることには素直に取り組む。チェスやブレード、VMや屋台のフード等も抵抗なく楽しんで覚えている。
・紅茶党。コーヒーはカフェラテしか飲めない。
・シェリングフォードという名前の白馬を飼っている。見た目に似合わず暴れ馬。
・スピード狂な所があるが、機械が苦手なのでバイクは運転できない。
・馬に乗った時にスピードを出して走る悪癖があるので、乗馬初心者はフランの後ろに乗せないようにという暗黙のルールがある。
・競馬も見るのは好きだが、賭けは行わない主義。
・ただ、運が強い為、クロウが負けてる横で当てている。
・最近ではZ1鑑賞が好き。


イメージ


・青薔薇/赤薔薇
・緑/金/白
・白い子猫
・白い小鳥/壊れた鳥籠から飛べない鳥/明烏
・ユークレース/ペリドット
・ラムネ/ソーダ


ラングリッジ家


帝都ヘイムダル、貴族街の一角に居を構える王領地伯家。
その起源は空白の歴史辺りで意図的に抹消されているとされている。

王領地伯とは、国王の直轄地にて代わりに司法権を行使する役職。
代々、当主は最高裁判長官を務めることになっている。伯爵の代わりに皇帝に封建的な義務を負っている。
その支配領域は公爵などの中間の権力の言いなりにならない。
公爵に匹敵し、通常の伯爵よりも地位が上である。

表向きの務めは法を司る家。
真の役割は帝国内部、主に裏側で起こる様々な問題、特異点を把握して管理し皇帝を守る忠実な僕。
抑止力として処理する役割を担って来た。
魔女の影響を受けず、古の伝承を管理し、皇帝を守護する歴史の担い手。
家の名と役割を背負うその様式は旧態依然としている。
現在でも根深く男尊女卑が強く、嫁いできた女性には家の役割や秘密を教えないことになっている。

武力で解決することもあり、それを任された家の者は「武の番犬」と呼ばれる。
また当主が務める役職は「法の番犬」と呼ばれ、「皇帝の狗」と称される。

代々魔術の素養が強い者が産まれる家系。
《魔女の眷属》による騎神による戦いを抹消する作用と流れを断ち、記憶を保持して帝国の歴史を把握して語り継ぎ、監視する役割を担っている。
実際はその力を制御、或いは帝都内に留めておきたかった皇族が役割と貴族の地位を与えた。
首輪に繋いだことが「皇帝の狗」の由来である。


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