第4サイクル 第2シーン シーンプレイヤー:PC2 登場:全員 |
GM:
さて、お次はまみたそかな? きのぴっぴかな?
鰆目鬼之介:
回復残しておきたいならまみたそからやな。
胡桃麻美:
おっけ。行くで〜。
GM:
ほいほいほ! 一応聞くが何される?
胡桃麻美:
断章〈永遠〉に魔法戦を仕掛けます!
GM:
はい! アユミちゃんですな。今日も一人、病室のベッドの上で息してると思います。
胡桃麻美:
じゃあ病室の近くの廊下まで行きたいです。今回誰かついてきてくれるかな。
大鳳翔鳥:
今魔力3なんだがどうしよう。
鰆目鬼之介:
どうしよう。正直怖いんだけど、立会人いないと初期ステで1ダメ確定だもんな……。
胡桃麻美:
3か…えっ3? マ?
GM:
魔力はきのぴっぴ6(ただし綻び)、まみたそ5、あすぽん3かな。確か。
胡桃麻美:
出来れば立ち会ってほしいんだけど この状態だとちょっとな……。
鰆目鬼之介:
順当に考えて3ターンで死ぬっていうのは鬼之介とあすぽん一緒やな。私もついていきたいんだけど死にたくねえ。
胡桃麻美:
攻撃特化型ではない(オブラート)ので3ターンは……ううん……。
大鳳翔鳥:
これ……判断むずいな……。
鰆目鬼之介:
まみたそが3ターン以内に捩じ伏せてくれるなら行けるんだが……高確率で1ターンに2ダメ入るのは本当キツい……。
胡桃麻美:
【
浄化】のチャージ貯まってるし何とかなるかなぁ〜……んん〜。
鰆目鬼之介:
召喚できない相手には【
浄化】は関係なくね……?
胡桃麻美:
アッ…………もう駄目だ、お終いだぁ……うーん単身突撃してくるか。あばよお前ら……。
大鳳翔鳥:
防御力2だからいけないこともなさそうな気もするようなしないような……シビアだな……。
鰆目鬼之介:
憑依深度が2あるから防御力2も信用出来ないな。
GM:
いやあ、いいゲームバランスだなあ。
大鳳翔鳥:
どうする……? 単身突撃するんか?
胡桃麻美:
それしかなくなくなくない? いや正直言ったら3連チャン死ぬとか流石に嫌すぎるけどさ……。
GM:
稗田は一応死んではないよ……。
胡桃麻美:
せやな……。〈
断章〉回収しないといけないのは確かだし行くよ。
鰆目鬼之介:
ごめん頼んだ……変調さえなければな……。
胡桃麻美:
いやいいよ……思えばあそこで出し惜しまずに【
幸運】使っておけば良かったね……。
大鳳翔鳥:
私も本当すまん……攻撃特化の脳筋野郎でごめん……。
胡桃麻美:
いいよ……筋肉に罪はないので……。
GM:
筋肉ではないんだよなあ……。
ではまみたそ一人でアユミちゃんに会いにゆくのですね。病室近くの廊下にいるんだっけ?
胡桃麻美:
とりま廊下まではついてきてほしい。死ぬかもしれんしちょっとだけRPさせてくれ。
GM:
死ぬ準備をするなww
胡桃麻美:
マヂ無理……。
鰆目鬼之介:
復活判定ワンチャンあるで!
胡桃麻美:
せやな! がんばる!
鰆目鬼之介:
なおアンカーは。
胡桃麻美:
やめやめろ!
大鳳翔鳥:
あすぽんは近くまでついてくよ。
胡桃麻美:
じゃ歩きながら話しかけます。
| あすぽん、さっきはかっこよかったよ!
|
| あ、あぁ……はは。いや〜お陰でだいぶ魔力を持ってかれたけどな! ……本当に……自分の弱さが身に染みた。本来なら……君にこんなことはさせるべきじゃないのだが……。
|
| ううん、だいじょうぶ……これも、オシゴトだもん。カワイくやりきってみせるよ☆ ……あとねあすぽん、かっこいいのもそうだけど、アナタってカワイイと思う。……きのぴっぴもね!
|
胡桃麻美:
と振り返って付け足す。
| かっ、可愛い!? 鰆目さんはともかく……俺がか!?
|
| そうだよ、カワイイ! 二人とも! ……でも、ダメだぁ、マミは今、カワイくないかも。
マミ、やっぱり、ダメかもしれない……今回のオシゴトじゃ、魔法戦は初めてだし……。こんな、大変なコトになっちゃって……すっごく、元気……なくなっちゃってる。元気のないマミなんて……カワイくないよね……。
|
| ……この魔法戦が終わったら、きっと二人のこと、元気にしてあげるから……だから、お願い。
今はマミに、元気の出る魔法、かけてくれませんか?
|
| ……ふむ。私の戦場で言うところの、士気が下がっている状態といった辺りか? なら、そうだな……私には鬨を上げるくらいしか出来ないが……。
|
大鳳翔鳥:
あすぽんはちょっと嘘だろ……って顔してる。
| ……ふふ、前から思ってたんだけど、きのぴっぴって見た目にキャラがぜんぜん合ってなくてカワイイよね。とき? かぁ、じゃあ、お願いしていい?
|
| カワイイ、か。はは、ありがとうな。 ……「鋭、鋭、応!」だ。今でもたまに使うだろう? 鋭は前進激励、応はそれに応える意味だよ。
……おや、あすぽんが何か言いたそうだぞ? どうした?
|
鰆目鬼之介:
あすぽんの方に向き直りながら。
GM:
流れるようなあすぽん呼び。
鰆目鬼之介:
きのぴっぴは積極的に新しい言葉を取り入れていくよ。
| きのぴっぴ……うん、ありがとう! マミ、それに応えられるように頑張ってくる。……ん? あすぽん?
|
| ……あぁ!! そっ……ちだよな! そうだよな! いやなんでもない! 何でもないぞ!
|
| ん〜? どうした? 言わずに後悔より言って後悔だぞ? あすぽん?
|
鰆目鬼之介:
ニヤニヤ。
| あすぽんは……マミに、魔法の言葉……かけてくれないの……?
|
GM:
なんだこのシリアスパートに見せかけた茶番は(困惑)
鰆目鬼之介:
わくわくしてきた。
大鳳翔鳥:
影でおい鰆目さんよ……いくら年上だからって限度があるってもんですよ……て言ってる。
| マミは、あすぽんにあんなに魔法かけたのに……マミには、返してくれないんだ……あの言葉……。
|
胡桃麻美:
まみりんは取り戻しかけた元気がどんどんなくなっていってる。
| 〜〜〜〜ッ! 分かったよ言えば良いんだろう!? 言えば! 一回しか言わねぇからな!?
|
大鳳翔鳥:
と言って大きく息を吸い込みます。
| くるくるくるみん!!!! まみりんりん!! まみりん元気になァーーれッッ!!!!!!!!!!!!
|
| 世界一カワイイよ!!!! ありがとうあすぽん!!
|
| はっはっはっ! まだまだ若いなああすぽんは!
|
大鳳翔鳥:
くそ……なんで俺だけこんな目に……て壁に手ついてる。
GM:
※病院内ではお静かにお願いします。
| ……胡桃ィ! 俺にこんなことさせたんだ、絶対〈断章〉回収して戻ってこいよ!? いいな!
|
| ……うん。わかってる。ゼッタイ戻ってくる……ゼッタイ! 私も、あすぽんみたいに、もっとカワイくなりたい!
……ホントのホント〜に☆ ありがとう! きのぴっぴ、あすぽん! じゃぁ、行ってくるねっ☆☆
|
胡桃麻美:
勇気に満ち溢れた笑顔で病室に入っていきます。
GM:
はい。突然廊下から大声が聞こえたかと思えばまみたそがノックもなしに病室へ入ってきて、アユミちゃんはびっくりするんじゃないですかね……。
胡桃麻美:
そうだね……ごめんね……。
大鳳翔鳥:
ごめん。まじごめん。
| !? ……えっ、あっ、ま、まみりん、さん? ど、どうしたんですか……? なんだか、すごく大きな声で何か聞こえましたけど……?
|
| ゴメンね、ユーミン☆ びっくりさせちゃったね……でも、今は時間がないの。あとでゆっくり、お話しようね☆
|
| ? ……おいそぎのご用事ですか?
|
| そうだよ☆ ……ユーミンにとりついてるアナタ! 今すぐ離れて! カワイイユーミンがカワイくなくなっちゃうからっ!
|
GM:
そう声を掛けられたアユミちゃんは、かっと目を見開いたかと思うと、ゆっくり細めて笑い出しますね。
| …………あっははははっ! アンタたち、面白いね! なんてバカなことをやっているんだろうと思ったら、お呼び付けまでアホらしいなんてさ!
|
| やだぁ、バカとかアホなんて! カワイくない言葉☆ アナタ、ホントにカワイくないのね!
……マミは魔法の天使!! 今からアナタに、カワイくなる魔法……かけてあげるっ☆
|
GM:
では! 〈永遠〉もめちゃくちゃ笑い転げてるところに
呪圏が展開し、魔法戦を開始します!
胡桃麻美:
おっしゃあやったるわコラ!
大鳳翔鳥:
がんばれ〜! 応援してるぞ〜!
鰆目鬼之介:
がんばれ! 次は勝鬨を上げるんや!
GM:
いつも通り先攻の
魔素獲得&召喚からどうぞ!
胡桃麻美:
【
騎士召喚《希望》】にチャージ! 【
緊急召喚】します!
指定特技決定 分野:力 2D6 → 4,2 = 6 ⇒[《波》] |
GM:
《波》ですね。
胡桃麻美:
目標値9。
【緊急召喚】 指定特技:《波》 2D6≧9 → 3,4 = 7 [失敗] |
胡桃麻美:
あー……。
GM:
残念! こちらは召喚も呪文もないので、そのまま攻撃ステップ行ってええやで。
攻撃側プロット防御側プロット(ランダム)大鳳翔鳥:
おぉ!
胡桃麻美:
よっしゃあ!
GM:
合計が5でも意味はないんだよなあ〜……3ダメージ受けます。
ではこちらの攻撃ステップ! 防御プロットよろしこ。
攻撃側プロット(ランダム)防御側プロットGM:
えったっっか。
胡桃麻美:
ちょww
GM:
よ、4ダメージ……はいります……。
胡桃麻美:
のこり1……1です奥さん……奥さん……。
大鳳翔鳥:
やばい……ヤバい……。
胡桃麻美:
ちょっと待って……アカン……立会人しかしてなかったから完全に
魔素もらうノリで……アッカン……。
鰆目鬼之介:
あーこれあれか、1ダメは確定だから……。
GM:
【
騎士召喚】成功して追加ダメージゲットして、攻撃プロット全部通して、かつブーストも通ればワンチャンあるで。
胡桃麻美:
ムリじゃん!!
GM:
やってみなきゃわからないだろ!!
鰆目鬼之介:
いけるいける!!
大鳳翔鳥:
奇跡を信じるしかない!!
胡桃麻美:
もう死にたくない〜……いやだ……うぇああ……いったるわ! もう!
GM:
ま、まあすり抜けた3つの夢
魔素はチャージしていただいて……次のラウンドです。
魔素獲得&召喚どうぞ。
胡桃麻美:
よくよく考えたら3つもいらんわ、1つ余る……カワイくない……。
じゃあ【
騎士召喚《希望》】にチャージで そのまま召喚!
【騎士召喚】 指定特技:《希望》 2D6≧5 → 6,5 = 11 [成功] |
胡桃麻美:
たけえ!
GM:
《希望》の騎士召喚成功ですな! そのまま攻撃ステップ行っていいですよ。
攻撃側プロット防御側プロット(ランダム)GM:
あら4弾いた。ブーストしとく?
大鳳翔鳥:
安定の5。
胡桃麻美:
5だいすき……するよ!
GM:
1d6でどうぞ!
胡桃麻美:
たのみ……。
《希望》の騎士によるブースト 1D6 → 3 = 3 |
GM:
おっ。通りましたねえ。
大鳳翔鳥:
あとちょっと……!
GM:
まあでもね、4をひとつ弾いてしまったので、ブースト込みでも残念ながら魔力1残ります……。
胡桃麻美:
残らんといて……。
GM:
ではこちらの攻撃ステップ。3つ全部弾いたうえで《希望》の騎士のブロックを使えばギリギリ生き残れますね!
という訳で運命の防御プロット、よろしくお願いします。
攻撃側プロット(ランダム)防御側プロット胡桃麻美:
ああ……。
GM:
アーッ! 残念。2は弾いてるね、それでも3ダメージ……。
鰆目鬼之介:
あー……。
胡桃麻美:
マミは死んだ。あすぽん(笑)
大鳳翔鳥:
ちょっと待って悲しい……。
胡桃麻美:
もぅマヂ無理……。
GM:
では、満身創痍ながら未だ可笑しそうに嗤う〈永遠〉の攻撃によって魔力が尽きたまみたそはふらりと倒れ伏し、その内に
呪圏も収束していきます……。
GM:
まず、魔法戦に敗北したことによるアンカーへの
運命変転ですね。1d2で対象を決めます。
胡桃麻美:
あぁ……。
運命変転 対象決定 1D2 → 1 = 1 ⇒[ 鬼ヶ原権三朗 ] |
GM:
次に運命変転表、1d6をお願いします。
胡桃麻美:
⇒3:大病。そのキャラクターは、不治の病を負う。胡桃麻美:
あああ……すまん……。
GM:
では、まみたそが魔法戦に敗北したその頃、ぽむぽむぷりんくん……鬼ヶ原権三郎くんが、救急車でこの霧坂総合病院に運ばれてきます。
鰆目鬼之介:
ごめん名前で笑う。
大鳳翔鳥:
笑っちゃいけないのわかってるのに……!
胡桃麻美:
誰だよぽむぽむぷりんくんなんてふざけた名前つけたの……。
大鳳翔鳥:
君だよ。
胡桃麻美:
そうだよ……ごめん……ぽむぽむぷりんくん……ほんとごめん……。
GM:
診察の末、彼は現代の医学でも治すことの難しい病であるとされ、以後少なくとも幾度もの入退院を余儀なくされる生活を送ることになるでしょう。
鰆目鬼之介:
ぽむぽむぷりんくん……。
胡桃麻美:
何のためにネタキャラにしたかもうわからん……悲しい。
大鳳翔鳥:
ちょっといくらなんでも鬱すぎるな……。
GM:
お手軽に鬱展開を楽しめる! 鬱展開自動生成システムの通り名は伊達じゃないですね。
さて、復活判定はしますか?
胡桃麻美:
させてください……。
GM:
はい! では指定特技を決めましょう。
指定特技決定 分野:獣 2D6 → 1,4 = 5 ⇒[《血》] |
GM:
《血》ですね。判定に使用するアンカーはぽむぽむぷりんくんとヒトシくん、どちらになさいます?
胡桃麻美:
まぁぽむぽむぷりんくんで。せめて支配から解き放たれてほしい…………いや違うわ、運命の値がプラスになるのか。
GM:
復活判定に使ってもアンカーでなくなることはないヨ……そうですね。ぽむぽむぷりんくんを選べば目標値6に+3の修正がつくので、ピンゾロを出さない限りは成功です。
胡桃麻美:
おし……じゃあ振ります。
復活判定 指定特技:《血》 2D6+3≧6 → (6,2)+3 = 11 [成功] |
胡桃麻美:
生き延びた!
大鳳翔鳥:
よかった……。
GM:
おめでとう! まみたそは間一髪のところでぽむぽむぷりんくんとの運命にしがみつき、現実世界に留まることが出来ました!
消滅を無効化したので【魔力】が再決定されますね。1D6+【根源力】。
胡桃麻美:
【魔力】決定ロール 1D6+3 → (4)+3 = 7 |
胡桃麻美:
7か。戦う前より屈強になって帰ってきた。
GM:
1減ったものの充分な値やな。
では……復活したまみたそを前に、〈永遠〉がまたもおどけて笑い出します。
| あっはは! すっごぉい、しぶといんだね!
……ねえ、いま誰かがココに運び込まれてきたみたいだけどさぁ。気分はどう? 運命を共にしたお友達を酷い目に遭わせてまで、ジブンは生に縋り付いて。 そうまでして、この身体のコの生きたいって願いと、コトウラの理想を否定する理由が、キミにはあるの?
|
| ……マミは……っ、
マミは、みんなに、カワイくなってほしくて……っ、みんなに……シア、ワセになって……ほしくて……っ………… ごめんなさいっ、ぽむぽむぷりんくん……! ごめんなさい……っごめんなさい……ッ!
|
| ……ははッ、この身体のコ……アユミちゃんだっけ? このコなら、きっと物凄く困惑して今のキミを慰めてくれるんだろうねえ。 どうする? そのカワイくない泣き顔、このコに見せたい?
|
| ……や、やだっ! ごめんなさい、やめて……ユーミンは、関係ないじゃない……
|
| 関係なくなんてないだろ? だってオマエは、オマエの正義でこのコを救おうとして、救えなかったんだ。
……と言っても。ボクもコトウラも、そんなに悪趣味ではないからね。ホラ、それなら、外じゃあお仲間サンが待ってるんじゃないのかい?
|
| …………わたしを、逃がすの? ………感謝なんか、出来ないから。
|
胡桃麻美:
と言って部屋を去りたい。
| 逃がすもナニも。感謝なんざクソくらえだよ。
|
GM:
嘲笑って見送りますよ……言うてこんな偉そうにしてる〈永遠〉も残り魔力1ですけどね。
胡桃麻美:
〈永遠〉の嘲笑を背に受けつつ部屋から出ます。顔はもう涙ですごい有様。
大鳳翔鳥:
翔鳥は出てきた麻美さんに駆け寄ります。
鰆目鬼之介:
泣き顔で察して、そうか……という顔をする。
| あすぽん……ごめんなさい、……駄目だった。
|
胡桃麻美:
俯いたまま、顔を上げようともせず喋り出す。
| きのぴっぴも……ごめんなさい。……わたし、マコッティーにあんなに言っておいて、こんなこと……傲慢なのは、自分だった。……魔法の力で、みんなをカワイく……シアワセにしたいなんて。一番近くの人を不幸にしておいて……!
結局、わたしがいちばんカワイくなかったの。…………魔法なんて……魔法なんて、最初から使えなければ良かったのに。
|
| お前…………なんで帰ってきた。
|
| なんでって、……そんなの……まだ、生きていたいと思ってしまったからに決まってるじゃない! お父さんもお母さんも、ぽむぽむぷりんくんも……それに、ユーミンのことを、生きて、シアワセにしたいって! そんな傲慢なことを、思ったから……
|
| なら、尚更! お前にはまだやるべきことがあるだろう! お前が今、此処にいるのはどうしてだ……? それでも帰ってきたんなら、まだ諦めてないってことだろう。まだ助けたいって気持ちがあったからだろ! 傲慢で何が悪い! お前はなんで帰ってきた!? 何のためにここまで来たか、ちゃんと思い出せ!!
|
| わたし、は……っ……
|
| 魔法災厄に巻き込まれたヒトを、助けたい……! みんなに……シアワセになってほしい……! 平和な世界を、カワイイを、作る!!
|
| ……お前もなかなかに熱くなりやすい男だなぁ。はは、好感が持てるよ。
|
| そうそう、胡桃はやっぱりそうでなくちゃ困る。泣いてるなんてらしくない。
……あー……何だ。あんた達と会って、俺も色々と吹っ切れましてね……。こんな予定ではなかったんだが……
|
大鳳翔鳥:
照れ臭そうに後頭部を掻いてる。
| ふふ……あすぽん、照れてるの? カワイイ。 ……元気の出る魔法、またあすぽんにかけてもらっちゃったね。ショージキ、さっきのより元気出たかも。ってうそ、うそぴょんだよ!
……もう、間違えない。今度こそ、カワイくなってみせるから、だから……その……マミのこと……
|
| よろしくるみん☆☆
|
| ……ふっ、本当に強い、可愛い子だな君は……勿論だよ。なあに、後のことは私に任せなさい。
|
鰆目鬼之介:
って優しい笑みを浮かべる。
| あぁ、お手柔らかに頼むな。……んじゃ頼みます、鰆目さん。
|
| ありがとうございまみりん☆ ……今はちょっとだけ、スナオに言えないけど。じゃあ元気の出る魔法、いっくよ〜☆
|
胡桃麻美:
そんな感じでシーン切りたい。時間かかっちゃってごめんな! マジ楽しかったです!
GM:
そう言ってもらえると良心を痛めた甲斐があります……正直わたしも楽しかった……。
鰆目鬼之介:
楽しそうだった……。
大鳳翔鳥:
ほんとね……。
胡桃麻美:
嬉しい……よかった……死にかけた甲斐があった……。
GM:
あ〜〜これぞマギロギ〜〜ってかんじ。
では、残るは最終シーンとクライマックスフェイズですね……。
第4サイクル 第3シーン シーンプレイヤー:PC3 登場:全員 |
GM:
さてさて、きのぴっぴ何する?
鰆目鬼之介:
ニキ調べるつもりだったけど予定通りでいいかな? 二人とも来るよね?
胡桃麻美:
ええで、行く行く。回復しないとまずいしな。
大鳳翔鳥:
そうだな。行くやで。
鰆目鬼之介:
じゃあドラマシーンでニキ調べるで。
GM:
ほーい。シーン表はどうする?
鰆目鬼之介:
こわいです()
GM:
はいww 別に必ずしも振らなきゃいけない訳でもないしね。そしたら何か演出を考えていただければ。
鰆目鬼之介:
じゃあロビー的な、あちこちいろんな通路やら部屋やらと繋がってる空間までニキニキ捜しに来た感じで。
GM:
ほむ。まあ片割れの兄が捜し回ってなお出てこないくらいなので、そうそう姿は見えませんね。
| ……先程の少年、恐らく君の友人の尋ね人だよな? 何やら只ならぬ雰囲気だったが。
|
| そうだよ☆ ニキぴょん……いったいどうしちゃったんだろ……?
|
| ……ふむ、どうも引っかかる。とりあえずは、何か取っかかりを……そうだな、彼への道が掴みたいな。
|
鰆目鬼之介:
って感じで、ニキニキへの道を掴む、みたいな。《道》の魔法的な力で。
GM:
うまいぞ〜判定どぞ!
鰆目鬼之介:
調査判定 指定特技:《道》 2D6≧5 → 5,4 = 9 [成功] |
大鳳翔鳥:
おお!
鰆目鬼之介:
よしよし良い子だぞダイスボットくん……。
GM:
成功ですね! ニキくんへの道を辿った先の情報はこんなものになります。
HO:双宮ニキ
□概要 この病院に入院しているらしい少年。双宮ヒトシの双子の弟。 病室を出てほっつき歩く癖がある。 この段階では、このキャラクターはシーンに登場することが出来ない。
|
HO:双宮ニキ
■秘密 既にこの病院で亡くなっている。その怨念が、〈禁書〉の力と琴浦の実験の影響で形を取り始めている。 未だ希薄な存在であり、通常の方法ではシーンに登場出来ない。〈禁書〉の【編纂】の儀式時、つまり〈断章〉がまとまる際に姿を現すだろう。 この【秘密】が明かされていない場合、〈禁書〉は自由にプロットを行うことが出来る。
|
大鳳翔鳥:
へー……え?
鰆目鬼之介:
ま、まじか。
GM:
おんねんがおんねん(ガチ)
胡桃麻美:
おんねんおった……。
GM:
マモリちゃんの秘密にもありましたね。『ユーレイが先生の近くを歩いてた』。
大鳳翔鳥:
なるほどな……。インセインじゃん。
鰆目鬼之介:
恐怖判定はないから大丈夫。
| ……成程、既にこの世のものではなくなっていたということか。道理で捜しても見つからない訳だ。辻褄が合ったな。
|
| 琴浦が病棟の閉鎖を解けなかったのは、この子が影響していたからだったのか……早いところどうにかしないと不味いことになるな……。
|
大鳳翔鳥:
まぁもう既に不味いんですが。
胡桃麻美:
まみりんはそんな……って感じで愕然としてると思う。
| ふむ、そうだな。ますます良くない方へと向いてしまう。 ……さて、最後のもうひと頑張りか……そのためにも、準備は万端にしていった方が良いな。備えあれば憂いなしだ。
|
| ……うん、そうだね☆ これで……最後だもんね! じゃあ、いくよっ☆
|
胡桃麻美:
【
回復】使いたいです。
GM:
おっけー! 現在魔力はあすぽん3/7、まみたそ7/7、きのぴっぴ6/7かな確か。
魔素いくつ使う?
胡桃麻美:
2つで。ああいや勿体ないかな……。
鰆目鬼之介:
どうせもう使うチャンスないし全部使っちゃえば?
GM:
せやな。では
魔素2つ使用で判定どうぞ!
胡桃麻美:
ほいほい!
【回復】 指定特技:《希望》 2D6≧5 → 3,1 = 4 [失敗] |
胡桃麻美:
あっ……。
鰆目鬼之介:
あ……。
大鳳翔鳥:
あぁ……。
GM:
ら、【
幸運】残ってなかったっけ!
胡桃麻美:
残ってる! 残ってる! 【
幸運】使用していいですか!
GM:
構いませんよ!
胡桃麻美:
頼む……。
【回復】 指定特技:《希望》 2D6≧5 → 1,3 = 4 [失敗] |
鰆目鬼之介:
え……。
胡桃麻美:
ごめんなさい!!
GM:
なん……だと……。
大鳳翔鳥:
神がそのまま行けと仰せになってるのかな……。
胡桃麻美:
どうしようこれ……ほんとごめんなさい……うわあ……。
GM:
まあ、ダイスの出目に関してはもう、仕方の無いことだ……がんばるしかない……。あすぽんときのぴっぴは魔力に変換できる
魔素もない感じかな?
大鳳翔鳥:
ないね……すっからかんやね……。
鰆目鬼之介:
ないなぁ……麻美さんは全快だから関係ないしな。せめて2ゾロの4だったら……。
大鳳翔鳥:
確かに……。
胡桃麻美:
ひい……。
| ……あ、あれ……? うそ……魔法が……。魔力も、魔素も充分なのに……なんで? っごめんなさい、ふたりとも……
|
| うーん……まあ、そんな日もあるさ。
|
鰆目鬼之介:
しゃあないしゃあないって感じで。
胡桃麻美:
きのぴっぴマジ寛大。
鰆目鬼之介:
鰆目家はそういう方針で家臣育成してたから。
| 落ち着け、さっきのこともあって気が動転してるんだろ。まぁ……うん。なんとかするさ。
|
大鳳翔鳥:
ってフォローする。なんとかするさ(震え声)
| そうだな、なんとか出来る。やらなきゃならんことは変わらんしな。……さて、そろそろ腹を決めるか?
|
| そうだな……。
|
| ……ありがとう、ふたりとも。うん……そうだよね。マミ、カクゴなら……できてるよ。
|
| よし、二人とも大丈夫そうだな。……では、参るぞ。
|
鰆目鬼之介:
ってなところでシーン閉めます。
GM:
はいな! ではクライマックスフェイズに入ろうと思います。よろしいかな?
大鳳翔鳥:
よろしいぞ。
胡桃麻美:
よろしいぞー!