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3.

ドラゴン&カルナダ。

一番素直になれないCP。

本音でぶつかり合えばいいのに…。

一応ドラゴンが攻めとなっておりますが、カルナダもたまには下克上に成功します(*´艸`)。軽くリバ、…と言っても、本編では結ばれておりませんのでイチャイチャは番外編での予定。

この二人が結ばれなかった理由はですね、セットレイア王家の存続問題なんですよ。

イチルがタクと駆け落ちして、カルナダまでドラゴンに攫われたら後継者いなくなります。

王家、滅亡の危機。

だから、なんとしても血脈を残さねば…。

因みに、ドラゴンが貴族っぽい服を着ているのはカイスティン(初代王)の影響です。カイスティンは王になる前、下級貴族でした。

フェニックスが人間の寿命を知り、愛しい人を死ぬ運命から奪いだそうとしたのに対して、ドラゴンは人間の寿命を受け入れ、過度な干渉を避けるべく身を引くつもりでした。

タクは寿命を受け入れながらも最後まで愛する(無形砂時計出現前の考え方)で、王様三人の考え方や愛し方はそれぞれ違います。

どれがいいのかは分かりません。

どれも本気の愛し方だからです。

ドラゴンは王の中でも若い方にあたり、未熟なところもあります。カイスティンの最期に『僕は君を愛せていたか』と聞いたり、カイスティンの微笑みの意味を最後まで分からなかったり。

フェニックスのように本当に長く生きてきたわけでもなく、タクのように人間だと思い込んで人間に囲まれて育ったのでもありません。

ですが、そんな彼でも答えを出すと思います。

フェニックス編の最後の攻撃、ドラゴンを逸らしたのはタクが戻ったのを見たからではなく、カルナダを殺せなかったからです。

実は世界よりもカルナダが大事。

素直じゃない彼らが結ばれる様子を皆様にお伝えするべく、番外編を書こうと思いますので、よろしければ読んでみてくださいね(*´ω`*)。

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王には世界を守る義務がある。
そして、俺にとっての世界は君である。