＊Ｑ.21『会長の好きな食べ物はなんですか？』

鳳「好き嫌いはないんだがなぁ」

霧島「教えてよ。知りたい（メモを取り出す）」

鳳「心を込めて作ってくれてる料理なら何でも好きだ」

霧島「そんな男女関係なくたらしこむような発言はやめてくれるかな。敵が増えて困るのは俺なんだよ」

鳳「お前なんか困ればいい。…んー、そうだな。特に好きなのはグラタン。エビが入ってたらもっと嬉しい。だが、本来温かい料理を冷めたまま食うのは苦手。まぁ、これはほとんどの人がそうだろうな」

霧島「今度一緒にエビグラタンを食べに行こっか」

鳳「なんだ、お前の手作りじゃないのか」

霧島「うっ、努力はしてみる」

鳳「因みに、お前と食べる料理はもっと好きだ。いつもより美味しい」

＊Ｑ.22『会長に質問！会長専用の黄色いヒヨコの描かれたマグの入手経路を知りたいです(笑)会長自ら購入ですか？それともパピーマミーからのプレですか？ついでに、他にもカワイイマグをお持ちですか？とっっても気になります♪』

鳳「あぁ、あれな。去年の文化祭で新聞部がやってたビンゴゲームに参加してもらった。文化祭の前に校内の売店で同じものを見つけて、可愛かったから買いたかったんだが、人前で買う勇気がなくて…」

霧島「生徒会室に置いていたら部外者に見られることはないから安心って？」

鳳「まぁ、そうだな（目を逸らす）。ビンゴゲームの景品で見つけて嬉しくなって、内心必死になって、もらえるって分かった時は冷静を装うので精一杯だった」

霧島「他のデザインは？」

鳳「シリーズはあるらしいが、俺は持っていない」

霧島「俺にくれた首を傾げたヒヨコのマグカップはお揃いなんだよね！」

鳳（いや、デザインが似ているだけでお揃いってわけじゃねぇし。だが、これを言うと拗ねるからなぁ…。つか、あのマグ、熱湯を入れるとバカって字が浮かび上がるんだよな。今は夏だからまだ知らねぇか）

霧島「志貴？」

鳳「（ホットを飲んだ時に現れるサプライズを）喜んでくれたら嬉しい」

霧島「もちろん（笑顔）！」

＊Ｑ.23『好きだからです！！』

鳳「おぉ、嬉しい！」

霧島「これ、人気投票だと思ってない？」

鳳「それでも嬉しいから」

霧島「俺が好きだって言うよりも？」

鳳「お前そろそろ自重しねぇと場外退去になるぞ」

霧島「ここ風紀室、俺委員長（どやぁ）」

鳳「ここ企画、俺主人公。お前より格上。優先度高いし？」

霧島「（撃沈）」

鳳「これだけ好きだ、好きだって言ってきて後半で言うもんなくなるんじゃねぇぞ。あと、俺に告白してくる生徒が多いからめげんなよ。んで、ちらっと見た限りお前に告白する奴はいなかったが（嘲笑）」

霧島「俺は志貴だけで充分だし」

鳳「ふん（満足げ）」

＊Ｑ.24『霧島は鳩山にたいしてどんな感情をどれくらい抱いていたんですか』

鳳「これ、俺も知りてぇ」

霧島「優かぁ。優に対しては、初めは優哉への愛情をそのまま注ごうとしたんだけど、記憶を失っていると思い込んでて…。それで、記憶を取り戻すまではそういう感情をさらけ出すのをやめようと普通に大切にした」

鳳「もし、取り戻さなかったら？つか、鳩山は俺じゃねぇんだから、記憶なんて取り戻すわけがねぇんだけどな」

霧島「その時は知らなかったんだ。ごめん。…取り戻せなかったら、もう一度落とすつもりだった」

鳳「っ、」

霧島「でも、気がついたら優に恋愛としての感情は抱けなくなっていた。大切だよ？それは友達としての大切だったんだけど。あの時の俺は優が優哉だと思い込んでて、優哉を捨てきれなくて、なのに、志貴に惹かれて…、すごく混乱していた」

鳳「鳩山は昔の俺と似ているが、性格は全くの別人だ」

霧島「姿は違うのに、君に二度目の恋に落ちたんだ」

鳳「で、今、鳩山とは？」

霧島「普通のいい友達だよ」

＊Ｑ.25『会長の勝負パンツを教えてください(^-^*)』

鳳「回答拒否！！！」

霧島「だから、拒否権ないんだって」

鳳「質問を受け付けた時に例としてパンツ関係の質問を書いたから、ほら、こんな質問が来たじゃねぇか！新聞部め、部費を減額してやる」

霧島「減額しても盗撮の写真を売って稼ぐから意味ない。減額すれば減額するほどやばい写真が出回るらしいよ。で、勝負パンツは？」

鳳「取り締まれよ、風紀委員長！！！」

霧島「だって、見逃したら志貴の写真だけは売らずに俺に全部くれるって言うんだもん。授業中にうとうとしてる写真も、プールの授業でちょうど水着が隠れるように撮った写真も…！」

鳳「買収されんなよ！！つか、どういう写真があるんだよ！？」

霧島「ということで、志貴の勝負パンツは俺以外には秘密だよ」

鳳「話題を変えるな！答えろ！！」
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