answer.2
*Q6.『霧島さんにご質問/優哉・鳳の各々に対して可愛いなと思う所はどこですか?』霧島「やっぱり気になるんだね、皆」
鳳「夜じゃなくて今言えよ、今」
霧島「えー、まぁ、夜は別の理由探して詰め寄ろうか。優哉は押しに弱いのがまた可愛かった。一緒に中庭で散歩している時、あーんしてほしいって言ったの覚えてる?そっぽ向いて断って、なのに何回も頼んだら夜にこっそりと俺の病室に忍び込んできてあーんしてくれたよね」
鳳「っ、自分の担当患者の病室に行くのは忍び込むなんかじゃねぇだろ!」
霧島「だったらどうしてあんなこそこそしてたの?」
鳳「んな昔のことなんて覚えてねぇよッ。それより、お前は今の俺のどこがカッコイイって思ってんだよ?」
霧島「質問よく見て。カッコいいじゃなくて可愛い。可愛いよ、本当に。風紀の仕事でちょっと遅く寮に戻ったら玄関を開けた瞬間にスリッパの音が急いで走ってきたり、忙しい時季は俺の制服のどこかに飴玉を仕込ませたり」
鳳「疲れた時は甘いものが一番だと思った」
霧島「しかも、毎回違う場所に仕込むから探すのが楽しい。なんかね、俺にしか懐かない小動物みたいで可愛い」
鳳「今度飴の包み紙にバカって書いてやるよ」
*Q7.『いつもやきもきしながら読んでいます。このあとどうなっちゃうの…?!という展開が胸熱です!』
鳳「俺らがくっつくまで大変だったからな」
霧島「あの時のことは本当に悪かったって思ってる。俺がもっとしっかりしていたら…。ごめん、」
鳳「確かに苦しかった。諦めようとしたこともあった。だから、…悪いって思ってるんなら俺のいうこと聞け。甘やかせ、構え、もっと幸せにしろ」
霧島「それはネコで不満はないってこと?」
鳳「なわけあるか。話が別だ。お前さぁ、俺に申し訳ねぇって思うなら俺の命令聞くべきだよな?だったら、俺はタチがやりたい」
霧島「それこそ話が違うんだよ。それ以外なら何か聞く」
鳳「…毎日十分黙って抱き締めろ」
霧島「了解」
鳳「昔は苦しかったが、俺は今すげぇ幸せ」
*Q8.『イチャイチャ見たい』
霧島「いいよ」
鳳「よくねぇよ!今どうやっていちゃつくつもりだよ!?」
霧島「いちゃつけたら文句はないの?」
鳳「あるに決まってんだろ。恥ずかしいんだよ、俺が」
霧島「じゃあ俺が幸せだと思った出来事でいいっか。俺達の体育の授業が合同になった日のことを覚えてる?」
鳳「あぁ(イライラ)、朝出発する前にやたらと首筋に吸いついてくるなぁと思ってたら、体育館が突然プールになって、しかも、お前のクラスと合同になったあれな。お前知ってただろ。体育館の照明が壊れてたの」
霧島「勿論(笑顔)。隠せない位置にあるキスマークを必死に隠そうとする志貴可愛かったなぁ」
鳳「俺は散々だった。新聞部に写真撮られるし、お前は名乗り出るし」
霧島「俺は楽しかったけど、」
鳳「はぁ……」
*Q9.『切なくて毎回きゅんきゅん来てます………』
鳳「俺にきゅんきゅんしてるんだって」
霧島「いや、志貴にじゃないと思うよ」
鳳「だが、俺は確かにお前より人気が高い」
霧島「…俺は志貴が俺を好きでいてくれたら他はいらないから」
鳳「俺はお前だけじゃ物足りねぇんだよなぁ」
霧島「っ!!??」
鳳「冗談だよ。マジにすんな」
霧島「と、とりあえず、俺の志貴にきゅんきゅんするなんて、俺の志貴によこしまな感情を抱くなんて許さないんだから!!」
鳳「どうしたお前、どうした。落ち着け。冗談だから。つか、質問をよく読めよ。悲しいが、俺にきゅんきゅんしたなんて書いてねぇから」
*Q10.『会長は何に気付かなかったのでしょう?』
鳳「あぁ、これ鳩山と話してた時に来た質問だな」
霧島「優と?」
鳳「鳩山がお茶を奢ってくれてな。その時、風紀が忙しいなんて言ってたが、よく考えれば生徒会が暇で風紀が忙しいなんてありえない。生徒会が主に書類担当で、風紀が風紀維持担当だからな」
霧島「優はなんて言ってたの?」
鳳「遠足の企画書とかで八尋は忙しいって。遠足は俺らの管轄だったの。明らかに俺らの書類なのに、お前が処理してる。それに気づけないほどあの時の俺には余裕がなかったんだ」
霧島「黙っててって言ったのに、」
鳳「肩代わりしてくれてありがとな」
霧島「きつかったら言って。いつでも手伝うから」
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