それは恋よ、グレゴリオ


11/15 ( 00:24 )




自身は公共的身体であり、他者もまた、同じである、だなんて。わたしはいつまでたっても理解できないのだと思う。他者の意識や、魂の不確かさをどこまでも愛したい。自分が自分の中のどこにいるかすらわからないのだから、全ては朧げで不完全で良いのだと思う。電車の中が酒臭くて目がまわる。映画や本を読み漁って、身体のなかを見えないなにかでいっぱいに満たした。映画や本に触れると不思議とおなかもいっぱいになることがある。なんでだろう。今日はちょっと悲しいことがあったけど、嬉しいこともいくつかあった。いい日だったかどうかはどっちでもいいや。恋人が待つ家に向かって帰っているこの瞬間は紛れもなくしあわせなので、いい日だったってことにしとこうか。空気が冷たい。

眠たい。
冬がくるね。


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10/14 ( 19:05 )




なんだかここ最近ずっとだめだめだったけれど、おばあちゃんが会いにきてくれて心がしゃんとした。頑張れそう。ひとりになりたい時ほど、人にあったほうがいいのかもしれないね。生粋のおばあちゃん子です。こんなおばあちゃんになりたいっていつも思う。優しいくて、きれいで、よく笑い、よく話す。最近すごく痩せちゃったけれど、ずっとずっと長生きしてほしい。おばあちゃんとこんなふうにお出かけして、おしゃべりして、けらけら笑って、ごはんを食べられるのって、あとどれくらいなんだろうか。わたしはあなたの孫になれて嬉しい。あなたの家族になれて嬉しい。頑張ろうって思う。ありがとうね、おばあちゃん。

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10/02 ( 01:49 )




眠れないね。
こんばんは。


夢の中でしょうか。昨日、3ヶ月の遠距離恋愛がおわりました。恋人と一緒に暮らしていくんだ、と思うと、嘘みたいに幸せで、ちょっとこわいくらい幸福である。夢のような現実にいるのか、現実のような夢にいるのか、この際どちらでも良い。昨日の台風はこわかったね。風の音、聞いたことないくらい大きくて、一人じゃなくてよかったと思った。華奢なのに大きくて温かい体温にくっついて、ぎゅっと目を閉じていたらいつのまにか朝で、夜中の嵐が嘘のように晴れ渡っていた。5時ごろに起床して、恋人と朝ごはんを食べて、のんびり過ごした。学校はあったみたいだけれど、朝、電車が動いてなかったから行かなかった。午後からお出かけをした。目的地に行くまでに、ドーナツと、パンを食べ歩きして、恋人の職場になるお店に行った。とてもおしゃれで入店が絶えず忙しそうだった。わたしもそこでお買い物をした。社長が沢山のおもたせを用意してくれて、優しさがぎゅうぎゅうに詰まった袋を持ってお店を出た。家の近くの町で、彼は眼科へ行ったので、その間わたしは喫茶店でコーヒーを飲みながら読書しながら待っていた。一時間後、彼が迎えにきて、お買い物へ行った。お買い物を済ませて家の近くの焼き鳥やさんでご飯を食べた。遅い時間でも彼との食事はしあわせなので罪悪感がまるでないのがいい。帰宅して、眠たい彼を起こしてお風呂に入った。お風呂で眠気が覚めたらしい彼はお仕事をしだしたので、わたしは老人のリハビリのような筋トレをした。歯磨きをしてお布団に入ると彼は驚異的な早さで眠った。わたしは眠れないので、こうして煙草を吸いながら、幸福そのもののような1日をここに残している。この23年で手に入れてきたものを、数えている。お金じゃ買えないものをいくつも知っているわたしは、きっと、幸福なのだと思う。わたしは、わたしの価値や、意味を、なにで測ってきたのでしょうか。あなたはあなたの価値を、どんな尺度で測りますか。価値という解釈がそもそも違うような気がする、じゃあなんだろうね。とにかくわたしは眠りたい。満たされた日ほど、眠れないよね、終わってほしくないのかな。


みんなの仕事は愛することだけ
目を見つめることだけ
無言でずっとそこにいてよ、お願い

おやすみなさい。








09/28 ( 01:13 )




いずれは薄れて跡形もなく消える、浅いかすり傷のような愛について、考えている。どうしようもなさを、どのように受容したらよいのでしょうか。世の中には教科書に載っていないことが多すぎる。真面目に教室で過ごしていたのなら、こういったことも簡単に理解できたのだろうか。知識として触れるだけじゃあ、もう満足できない、わたしは。ちゃんと経験して、咀嚼して、消化して、獲得したい。たましいについて、もっと教育されたかった、されたくなかった。たましいが空洞なら、なにを流し込みますか。わたしは、なんだろう、メロンソーダかな、それか、ベーグルをぎゅうぎゅうに詰める。物質じゃなくていいなら、迷わず思想と節操です。今日も具合が悪くて、お家と病院だけの一日だった。お外が寒くて嬉しかった。お散歩がしたい。夕暮れの道に漂うカレーの匂いがわたしはたまらなくすき。なにか大切なことを、思い出しそうになるから。



おやすみなさい。











09/27 ( 02:03 )




発熱しました。39.0。
働けないあたまで、雨の音を聴いている。

身体の中が空洞になったみたいだ。雨の音が身体の中で反響している。疲れからの発熱、よくあるんだ。虚弱体質ってわけじゃないけれど、多分。お湯がおいしい。今日って花粉飛んでるのかな、くしゃみと鼻水も止まらない。これも熱のせいかな。鼻の下ヒリヒリする。おなかへったな。誰かわたしとおいしいパン屋さん巡りしよう。ひたすらパン食べたい。おなかへった。ああ、はやく眠れるといいな。怖い夢じゃないと嬉しい。


どんな夢みてますか。
あなたが優しい夢の中にいるといいな。
悲しいことがあったら、寂しくなったら、
いつでもここにきてね。
明日もあなたのいる世界で目覚めたいです。

おやすみなさい。


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