それは恋よ、グレゴリオ


06/09 ( 13:00 )




こんにちは。暑いね。いいお天気。太陽ぎらぎらしてる。眠れなくてお布団でごろんごろんしてる。おなかがずっと痛い。明け方、わたしは、また、なによりも大切なひとを、じぶんで傷つけてしまった。それでも、名前を呼んで、自分を傷つける言葉を吐いたわたしに向かって、もも、大丈夫?って言った。彼はもしかしたら少し壊れているのかもしれないとすら思った。ああこのひとを二度と傷つけたくない、あたまのなかでなんどもなんども繰り返した。簡単で大切なことばかり、すぐ、忘れてしまうこの小さな脳味噌が憎い。この気持ちを瓶に詰めてとっておきたい。またわたしが同じことを繰り返しそうになった時、栓を開けて思い知らせてほしい。ぜんぶかなしい。当たり前のことがすべて、当たり前のようにとてもかなしい。いろんなものに興味がない。自分でも驚くほどに他人に興味がない。それが悪いことなのかどうか、じぶんではよくわかないし、どちらでもいい。お前がわたしをすきかきらいか、心底どうだって良い。退屈で吐き気がしてもにこにこできる自信はある。お墨付きの八方美人なので。じぶんのすきに生きても良いのだということを、なんども、なんども、なんども、忘れてしまう。思い出すのが何度目なのかさえ、もう忘れた。







05/27 ( 04:28 )




今だけなわけあるか ずっとそのままなんでしょう かわっていくつもりもないくせに そうだよね仕方ないね







05/18 ( 16:27 )




先生にお皿洗うからジュースおごってよっていったら案外普通にいいよって行ってくれたから、どうせならごはんおごってって言えばよかったなって思った。がめつい。お皿とグラスは分けて洗うらしい。もう名前忘れちゃった体育の先生に電話がかかってきて、わたしに何か言って走って言ったからついて行った。エレベーターに乗って、もともといた階から上なのか下なのかわからないけれど、ドアが開いたら知らないところにいた。女の子がたくさんいて、みんなおしゃれしてた。更衣室みたいなところで、みんながわたしのことを見てた。先生がなんだか掃除してた。急に場面が変わって、車に乗ってた。まだ若い男の子が4人くらいいて、みんな免許取り立てらしい。車の後ろを同じく若い男の子が走って追いかけてきて、車のトランク開けるところをつかもうとしてて、それを車の中からみんなけらけら笑いながら、やめろって〜って言いながらふざけてた。わたしはなんだかよくわからなくてきょろきょろしてた。大きなカーブに入って、運転してるのが急にわたしになった。ハンドルが大きくて運転しずらかった。T字路の信号で、信号待ちで停車していたら、車の中でだれかが、ここで事故に遭うはずなんだって言った。未来が見えるんだって言った。ふーんって思いながら聞いてて、そしたら目の前で小さな子供がたくさん乗ったスクールバスに大きなトラックが突っ込んだ。その後ろから来た車が、トラックに突っ込まないようにハンドルを切った。ハンドルを切った先にいたのがわたしたちの車だった。車がこっちを向いて向かってくる。アクセルを踏んでハンドルを思いっきり右に切った。わたしたちは事故に遭わなかった。よかった、と思った。でもみんなはちがった。ここで事故に遭うはずだったのに、回避してしまったから未来が変わってしまった。未来がわからない。未来がわからないのは怖いって言ってた。

そこで一度目が覚めた。またすぐ寝た。

大きなドンキホーテにいた。わたしは彼を探していた。ずいぶん歩いたけれど見つけられなくて、電話をかけたら、知らない男の人が電話に出た。クスクス笑ってた。歩きながら電話をしてたのだけど、階段に座る彼と、彼の電話を持って笑う男の人ふたりがいた。友達らしい。見つけたわたしは怒った。電話ぐらいでろよって、確か言った。踵を返して、もう置いて帰ろうと思って歩き出したら追いかけて来た。困ったように笑って、ごめんね、これ、あげるって言った。横に長い長方形のお皿に、チョコレートで文字が書かれていて、生クリームがのってた。チョコレートで、なんて書いてあったのかわからないけれど、祝われていたような気がする。短く、ありがとって返事をして、またひとりでずっとずっと歩いた。


鮮明に覚えてる夢だったから書いてみた。
へんな夢日記。








05/07 ( 08:05 )




メモ

大掃除
お洗濯
本屋さん
お料理
うたとギター
絵と文字
録音

さみしくならない
きっといつか ぜんぶ大丈夫になる








05/04 ( 06:35 )




お久しぶりです。おはよう。すっかり冬が終わってしまって、朝がやけに早くて、眩しくて困ります。お元気ですか。どんな冬の終わりを過ごしましたか。風邪はひいてませんか。おなかはすいてませんか。怪我はしてませんか。わたしにはもう怪我する身体も心も、ないように思えます。もう早くこの身体から抜け出してしまいたいと毎日考えます。言葉だけでこの時間気持ちをあなたに伝える力がわたしにはありません。だから体の外に出てあなたの心に直接、この気持ちを流し込見たいと思うわけです。先に身体の外へ行ってしまったひとを探しに行きたいと思うわけです。相変わらず毎日わけもなく悲しいです。なのになんでもないみたいな顔している自分が、時々、誰なのかわからなくなります。誰かがわたしを忘れても、わたしに朝はくるし、コーヒーだって飲むし、髪も伸びるし、疲れて眠ったりする。形のないものまで欲しくなってしまって、苦しい。悲しいのも苦しいのもじぶんのせいなのに、相手にばかり求めて、このままじゃ自分の幼稚さのせいでまた失くしてしまうと思えば思うほど、目に見えないものの確認をしたくなって、目の前の呼吸がじぶんを気遣っているのが手に取るようにわかるのが、またどうしようもなく悲しい。じぶんのことを守ることしか考えてないことが恥ずかしくてたまらない。ごめんなさいばかり口から溢れる。不思議そうな顔をされると泣きたくなる。ごめんなさいしか出てこない自分がまた悲しい。わたしって誰なんでしょうか。わたしのことを覚えていてくれるひとはいるのでしょうか。久しぶりに日記を書いているというのに、また薄暗い文章である。根暗は下品だと思うから、明るくて聡明でポジティブで夏が似合う女の子になりたいのに、いつまでも梅雨のど真ん中で生きてるみたいで笑える。ごめんね。いつだって全部失えるひとでいたい。何にもいらないって言いたい。何処へでも行っちゃいたい。何にも執着したくない。許されたい。いつだって消えたい。たぶんいつかぜんぶ、大丈夫になる。ほんとうのきもちで、もう大丈夫って言いたい。つかれたな、おやすみ。







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