ついった小話
ついったで書いた140文字の小話
更新は不定期です
忍岳
「寒い」「寒いなぁ」今日はこの冬1番の冷え込みだ。なのに侑士ん家のエアコンが壊れた。だから二人で毛布に包まっているのだけど。「マジ寒いもっと寄れ!」隙間があって寒いため、出来る限りくっつく。「せや、これで寒ないやろ」そう言って侑士は俺を抱き抱えて膝に乗せた。「…今日だけだからな」
2011/12/11 (03:13)
忍岳
「今夜は、月が綺麗やね」「何言ってんだよ侑士、今は昼間だぜ?」「せやなぁ」まだ、直接告げる勇気は出ない。けど、これ以上想いを抑えてはおけなかったので、つい間接的に遠回しに伝えてしまった。幸い岳人は気付いてないが、いつかちゃんと岳人に伝えられるようになりたい。「ホンマに、綺麗やね」
2011/12/10 (03:13)
塚不二
九州にいる手塚から手紙が来た。書いてあったのは青学の事と、僕の身体の心配だった。手塚の事は、一言「俺は元気だ」ってそれだけ。手塚の事だから、自分の事を書こうなんて思いもしなかったんだろうね。手塚が言うなら元気なんだろうけど、僕としては手塚がどうしているかが1番気になるんだけどな。
2011/12/09 (01:09)
忍岳
岳人が、親父さんと喧嘩してウチに来た。それはまあ何時もの事なのだが、今日に限ってやたらと納豆を要求してくる。話を聞いてみれば、納豆の事で喧嘩したらしい。ウチには納豆なんて無いことはわかっているはずなのに、それでも来てくれるのは。「愛されてるて思ってええんやろか…」「納豆食わせろ」
2011/12/08 (01:48)
桃リョ
「桃先輩、24日は何の日か知ってるよね?」越前が不安げに見上げてくる。少し意地悪してやろうかと思ったけど、それでもし越前が別のヤツの所に行ったらって考えたら少し怖くなったから、意地悪はしない。替わりに越前の頭に手を乗っけて、「越前の誕生日だろ?当然空けてあるからな!」顔、赤いぜ?
2011/12/07 (01:50)
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