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デゾルドール/ゲノセクト


 災厄の神。或いは人間の疫病に対する恐怖そのもの。世界に害をなすものとしてクレエールとピリニコの監視下にあり、ジャイアントホールの奥地に鎖で繋がれている。話すこともできず行動の自由もないが、そもそも彼に意思があるのかどうかすら誰にも分からない。「生前」のことは何も覚えていないが、理由の分からない悲しみに暮れ毎日泣いている。



【U-5.Epidemic】 イッシュの流行病が収束した後の3周目世界で、ヴァルバドがノールに神格を与えられ誕生した。
 3000年前にフュゼが起こした『呪い』は、流行り病としてイッシュを蝕んだ。人柱としてフュゼの呪いを拡散し続けていたヴァルバドだったが、2人の精神世界に取り込まれたクザトによる説得の末、ヴァルバドはフュゼの怨みや罪を全て背負い、自らを『災厄』の概念そのものとすることで呪いを断ち切った。
 途方もない長い年月、フュゼの呪いに精神を蝕まれながらも、負の連鎖からフュゼや自分の魂が開放されることを望んでいた彼が、それでも『存在し続ける』罰を選び、罰を受け続けている限り、イッシュの流行病はもう誰を殺すこともない。






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