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そらネコ
2015/03/06 01:00

「お花見、ですかー。桜の花とはとても綺麗なものですねぇ…」

噂を聞いて外に出てきたエマ。
さて、何をしたもんだろう、と思案する。


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楽しそうなので参加致します!
これでよろしいのでしょうか…
素敵な企画ありがとうございます!!
どなたかお相手していただけると嬉しいです。


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なゆた
2015/03/09 21:46

「目にも美しく味わいも格別なのだが…一杯如何か?エマ殿」

 ちょこん、と小さな朱塗りの杯を掲げ、イナリが桜湯を奨めて来た。
 どうやら縁起物を振る舞い、彼なりにおもてなしをしようとしているらしい。
 傍らでせっせとシャコが塩漬けの桜に白湯を注いでいる。

「ぶっちゃけ見た目八割、風味一割、情緒一割で美味しいって程でもないですけどねぇ。祝いの席には付き物なんで、まあ一杯ぐいっとどうぞー …ぬるめに淹れてるんで」


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出遅れた感が否めませんが、宜しければ気軽にちょこっとお相手して頂きたいな!と思います。ボケでもツッコミでもどんと来いですゆえ…!



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そらネコ
2015/03/11 13:22

「わわ、これはイナリさんにシャコさん。では、お言葉に甘えて頂きますね

興味津々、とばかりにシャコの方を見る。

「あら、そうなんです?でも、こんな機会めったにございませんし、どんなものでも、もう。…あと、私をその辺の猫と一緒にしないで下さいます?」

なんて言いつつも、尻尾が少し強張っている。


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いえいえ、お相手ありがとうございます。
こんなおもてなしを受けられるなんて…!



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なゆた
2015/03/14 01:07

「エマ殿は何か、花見でしてみたい事などはあるだろうか?」

「何せ遠い異国の方ですしね。どういった事に関心があるのか、聞いてみたいですねー」

 イナリもシャコも異文化交流に興味津々のようで、アイルランドから移住して来た彼女に好奇心一杯の眼差しを向けていた。


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お相手ありがとうございます^^
尻尾ぴーんなエマさん可愛いなぁ…!(*´∇`*)





そらネコ
2015/03/16 23:49

「したいこと、ですか?むむ、出てくる前はどうイタズラしたものかと考えていたんですけどねー、どうやら、そういうのはちょっと違うようですし」

そう、エマは首を傾げる。

「...ああ、でも。目の前のお花を見ながら、そのお花を食べたりするの、凄く驚きました。こう、食べたいなーって思いながら見てらっしゃるのです?」

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関心、というか。
考えていたイタズラの案は桜を見た瞬間何処かへ行きました(笑)





なゆた
2015/03/20 16:13

「…成程、そういった感想に行き着くとは予想もしなかったな。シャコ」

「ええ本当に。発想の元が違う見解を知れるのは、楽しいですねぇ」

 問われ、いたく得心が行った風に頷き合う二人。自分達とは異なる感性に触れて、大いに新鮮味と発見の楽しさを感じているようだ。やがてイナリは言葉を選びながら、訥々と語り出した。

「エマ殿に解り易く伝えるには…そうだな…例えばエマ殿は、茶や料理に使う香草(ハーブ)が花を咲かせていたら、それを美味しそう、と思われるだろうか? 多分、花が花として咲いている時は、誰しもそれを花としか見做さないのだと思う。勿論食べられるという知識と前提がある以上その限りではないだろうが…」

「親方は回りくどいですねぇ。単純に、目で見てても楽しいので食べる分は食用として。別腹勘定してるって感じですよー」

「う、うむ…それだ。観賞用と食用は無意識下で分け隔てられている…という感覚なのだ」

「実っても土から生えてる間は、稲っていう名の植物です。食卓に並んで初めてごはん。例え主食と言えどもそんなもんです。エマさんに合わせるならパンと麦ですかね」

 普段聞き手でいる事が多いイナリは、あまり話上手ではない。長々くどく講じた自分を恥じてか、イナリはやや気恥ずかしそうな顔をした。その横顔を、シャコがからかう気満々でべちべち肉球突きしている。いや最初から徹底して、シャコはイナリをからかい続けるのに余念がなかった。

「エマさんは、好きな春の花とかありますかー?」


──────
おおー。エマさんならではと言いますか、異邦人らしい関心の向きだなーと納得させられました。^^
伝わり難い説明だったらどうしよう…でもエマさんは察して下さるに違いない!

レス自体を結構長々書いてしまってましたね。もう2、3レスで退場するので、イタズラでも何でもお付き合いしますよ(シャコが)!^^





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