(´Д`)ダブン (・ω・`)モエ
(゚∀゚)ビーエル ( ^^)ノバトン

2012/04/25 17:35



「もう三回目かよ、なんかすげえ早くねぇか?」

「会話文だけで楽なのと普段出番のない奴を出せるのと結構楽しいのと、で嵌まったんだろうな」

「まー、うちらは普段出ぇへんし、氷榿なんかは悪役に近い所あるしなぁ。大体シリアスな場面でしか使われへんのもあるし、内面をもっと出したいんとちゃう?」

「ちゃうちゃう」

「ちょ、何で関西風やねんコラ氷榿。似合てへんで」

「今回は生神側近の俺、氷榿と、死神側近の咫紀、生近衛神の奈菜で回させて頂く。どうぞ宜しく」

「スルーすんなやコラ」

「つかオイ、台本見んな氷榿、雑談だって言ってんだろうが」

「?、だからその為の台本をわざわざ作って来たんだろう」

「…雑談の意味解ってるか?」

「気楽にとりとめのない話をする事。また、その話の事。だな」

「……んーと、やな…そこまで解ってるんやったら普通に駄弁ろうや?」

「現実を見ろ馬鹿が。俺達で雑談をするなど、話が続く訳がないだろう。途中で口論になり戦闘を始めるのがオチだ。あと時間の無駄だ、さっさと従え」

「いや、いやいやいや、そこは協調性を発揮するなり思いやりの心を持ったりしてやな…」

「俺にあると思うか?」

「ワーオそうでした有りませんね失礼しやした」

「……はぁ、じゃあもう何でも良いからとっととやろうぜ。貸せ、台本」

「序章から999章まであるが、どれにするんだ?」

「何でそんなにあんだよっ?!つーかそんなに書いたのかよおまっ、暇だなオイ!?」

「馬鹿言え、仕事の合間を縫って雑談とは何たるかを調べつつちまちまと書き上げたんだぞ。暇な訳がないだろう」

「そうか、お疲れ様。じゃなくてそんな時間あるなら別の事しろよ、他の事で頑張れよ!変なトコ勤勉だなお前!!」

「ちゅーか何で999章で止まってんねん、あと1章頑張れや」

「時間が無かったんだ、仕方ないだろう。それに、結局あやふや過ぎて雑談が何たるかは解らなかったしな」

「解らんかったんかい」

「あと2章辺りからは適当だ」

「そんでもって挫折早っ!」

「もう疲れて来たからとっとと始めようぜ、取り敢えず序章…」

「序章、神無様の素晴らしさについて如何に表現するか」

「…の、次」

「序章の続編だ」

「初っ端から続編って何なんだよ、そんな序章聞いた事ねーよ」

「適当になってきた2章はどんなやの?」

「蜜柑の白い筋を取るか取らないかで白熱する話だ」

「どう考えても白熱出来ねーんだけど。どんだけくだらねぇ事で熱くなってんだよ」

「人間とはくだらない事でも熱くなれる生き物だろう?」

「……もういいわ、それでいこうそれで。奈菜、そっちの取ってくれ」

「あいよ。そんじゃー誰から話…す……何やこれ?」

「むきあはせずなれひ?…古文でもねぇし、何だ?」

「ああ、五十音で次の文字が来るように暗号化して書いた。"あ"なら"い"に、"か"なら"き"に。何しろ暇だったのでな」

回りくどいことしてんじゃねぇよ。つかやっぱり暇だったんじゃねぇか!!」

「どうすんねんコレ、読みにくいにも程あんで」

「最初の一文は【蜜柑の筋取る派?】だ。咫紀、次を」

「は?もしかしてコレでやるつもりか?」

「嫌ならば他のに代えるが、序章と1章以外は全て暗号化してあるぞ」

「……もうヤダこいつ、何してんだよ。つか何がしたいんだよ」

「…アカン、見てたらなんか頭痛なってきた」

「さて、ある程度は喋ったな。では、俺は急ぎの用があるから先に帰るぞ」

「「…は?」」

「?、何を間抜けな顔をしている?」

「え、は?いやいや、書いたん自分やろ?つーか言い出しっぺ自分やろ?何でアンタが一番最初に席外すねん」

「…お前の頭の中に脳髄は存在していないのか?」

「あぁ?!何やねんいきなり!」

「これは、要は何かを話せば良いんだろう?さっきから吐き出している無駄な言葉も管理人が勝手に打ち込んでいるんだ。つまり、適当に字数さえ埋めておけば問題ない」

「…あー…と?」

「現時点で残りが6560。どうせ駄文行きだ、雑談にすら入らない無駄な会話でも良いだろう」

「…ああ、成る程な。解った解った」

「?、何?何やねん」

「今までのコントはただの字数稼ぎ、と言う事だ、早く終われて良かっただろう。あと3章の束以外は全部お前らの管轄の書類だ、三日以内に終わらせろ」

「は…はぁぁぁあああッ?!ちょ、待っ、ひばっ…待てやこのクソ氷榿ィィィイイイッ!!」



氷榿さんは計算ボケ。でも時々本気で天然さん
だが頭はかなり回る、ついでに裏をかくのも上手い、ついでにかなり用意周到
咫紀は二、三聞いて十を理解するタイプ。振り回されがちです
奈菜は九言わなきゃ解らない子。でも勘が働いた時は一を聞く前から十を知れる。第六感タイプ


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