あとがき

ここまでお読みくださいまして、ありがとうございました!
以下、後書きですが、恐ろしく長いので、ご興味有る方だけどうぞです!!




『六代目火影の職権濫用』はひとまずこちらで完結です。
今後また番外編など増やしていくかも知れませんが、とりあえずくっついたので一旦一区切りとさせていただきました。

初の火影カカシ夢でしたが、書いてみて中々楽しかったです。

元々短編として「籠の中の鳥」「首輪替わり」を書いたのですが、なかなか美味しい設定だなと思い、ありがたいご感想もいただけたので、調子に乗って連載化してみました。

そんな見切り発車連載だったので、特にプロットというか終着地点も考えて無くて、書きたい物を書きたいように書くという感じで突き進んできましたが、
読んでくださってご感想をくださった皆様、本当にありがとうございました!!

短編を書いたときのテーマは、
シカマルに嫉妬するカカシでした(笑)

で、シカマルともカカシとも絡める年齢差を考えた結果、
シカマル20 ヒロイン27 イルカ30 カカシ34という年齢差を思いつきまして、ただその年齢差っていいなぁという思いだけで書いていた連載です。


後半シカマルのターンが不足しているしイルカ先生との絡みも全編通して不足してますよね…!もっと二人とのエピソードも入れたかったのに!!
番外編とかで補えたらいいなぁ。思いついたら書きます…!



番外編として、
2018年3月9日現在、既に

「亡き友人との記憶」…シリアス
「バスルーム」…R18
「シャリは人肌」…ギャグほのぼの

この3つは完結前に書いて更新しておりましたが
『亡き友人との記憶』を書いたとき、
私の中で一つの目標が成し遂げられたというか……カカシ夢で書きたかった事は書き切れたような、そんな気持ちになりました。

以下は、あの番外編を書いたとき、日記に書いた事のほぼ引用です。



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私はいわゆる『原作沿い夢』を書かずに来たんですが、書かずに来たというか、書けずにいた理由のひとつとして

多分、カカシの夢小説を書いてる方々みなさんが直面する問題かとおもうんですが、原作では下記のような夢書きを殺すセリフがでてくるんですよね。

○20巻のカカシとサスケの会話

サスケ
「何なら今からアンタの一番大切な人間を殺してやろうか!」

カカシ
「そうしてもらってもけっこーだかな…
あいにくオレには一人もそんな奴はいないんだよ
もう……みんな殺されてる」

→カカシにはこの時点で大切な人、恋人とかはいないんだなぁ、とカカシの孤独を感じるセリフ

○71巻のサスケとナルトを守ろうとするカカシのモノローグ

(オレにも……
まだできることはある…
盾になることぐらいなら!)


→カカシはここで死ぬことを覚悟してるんですよね


他にもいろいろあるんですけど
原作のカカシからはどう考えても孤独の匂いしかしなくて
恋人の存在を全く感じられないんですよね

だから夢小説にかぎらずカップリングでもなんでも、二次創作はあくまで原作と別世界の出来事になってしまうというか、当然なのかもしれないですが

当サイトもいろんな夢小説書いてきましたけど
ラムネにしろ星おとにしろ七つ下がりの雨にしろ…
カカシ先生が幸せな(?)恋愛してるとこがみたい!という気持ちでかいてはいるけど
本当は、幸せな恋愛をしているカカシ先生と原作のカカシ先生がどうしてもイコールで結び付かないというか、
まあ夢小説って元々そう言うもので、夢主をねじ込んでる時点で、原作捏造の極みだと思いますが、

もちろん、それはそれで楽しんで書いてるし楽しんで読んでもらえたらありがたいんですけど…

何が言いたいかといいますと、


あのサスケとの会話も、死を覚悟してしまうカカシも、全部全部、火影になったカカシならば、乗り越えたあとなわけで、
そういう意味で火影連載は、こういう未来ならあってもいいかな?と思えるというか、
原作沿いではないけども、原作のことをふまえて書けたかな?と厚かましくも思ったのでした。

番外編の「亡き友人との記憶」を書いてみて、はじめて、私にとってはですが、原作とそこまで強く矛盾してないカカシの夢が書けたのでは!とおもってます。

(あくまで自分的にです。火影カカシがセクハラしまくってる時点で原作とかけはなれてますよね!!)

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語ってしまいすみません。

ただ、火影連載を書くことができて、良かったなぁと思っています。書きたいものが書けた感じがします。
短編として書いた夢から、連載にしてみようと思えたのは、ご感想をくださった方々のおかげです。本当にありがとうございました!

書きたいもの書けた…とか燃え尽き発言をしていますが、
まだ、番外編とか書きたいなぁと思っていますし、暗部合作の方も続きを書いておりますので、これからも、カカシ夢はほそぼそ書いていきたいと思います。
また読みに来てくださると嬉しいです!!


ここまでお付き合いくださって、本当にありがとうございました!

もしもご感想などがあればお気軽にお寄せくださいませ。

20180309 蒼村咲


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