○後書き ここまで読んでくださいまして本当にありがとうございました。 夢小説としては糖度低めにまったりと進行してきたお話ですが、いかがでしたでしょうか。 この二人の雰囲気が書いていてなかなか楽しかったので、恋人になった後の番外編も書いてみたいと思っています。 少しでも、楽しんで頂けたならば嬉しいです。 もしご感想などあれば、お気軽にお寄せください。 2017/12/5 蒼村咲 以下、裏話と書くに当たって参考にさせていただいたものについてです! ○この話はタイトルとこの小説ページが先に出来ました。2017年6月、コンビニで出会った飴の名前とパッケージがあまりにもかわいらしくて、このイメージで何か小説を書きたいと思ったのがキッカケです。「夜空のおとしもの」という飴なのですが、七夕むけの商品だったみたいなのでもうコンビニでは買えないかも……。とてもかわいいパッケージなので見かけたらぜひ買ってみてください。 ○タイトルと小説部屋ありきで、何かしら連載がしたいけど話はおもいついてない。今まで連載で、秋の話が無いので、なにかしら秋の話が書きたい、と思っていました。 ○カカシと一般人の話ってあまり書いた事がないので、一般人にしよう、と思いました。職業は何にしよう。飴屋さん?飴職人?とか最初は思っていました(笑) ○何かしらでカカシが空から降ってきてカカシを助けたいな、と思ったので(ラピュタかよ)助けることの出来る職業を考えていたとき、 下記の一般小説を読み、薬屋さんにする事を決めました。 『薬屋のタバサ』東直子さん これは恋愛小説ではたぶん、ないんですが、いや、どうなんだろう……そして、好き嫌いもわかれそうなんですが、素敵な雰囲気のある話なので、興味のある方はぜひ読んでみて頂きたいです。 この話の薬剤師さんが、ものすごく不安定な感じで、カカシの姿と重なりました。 読んで頂いたら「この本の影響すごい受けて書いたんだな」というのがバレバレだと思います。 具体的には、カカシを触診するシーンと、弱っているカカシを抱き締めるシーンで、ものすごくこの小説の描写を参考にしています。 ○というわけで、今回の話は、不安定なカカシさんを書くことがテーマでした。 そして壮絶な過去を持っているカカシを幸せにしたい!という気持ちで書きました。 ○他に影響を受けたもの ・落葉松(合唱曲) ・デッサン#3 春光(ポルノグラフィティの曲) ・落下する夕方(江國香織の小説) ・第七官界彷徨(尾崎翠の小説) ○主人公について 私は夢小説を書くとき主人公の設定を深く考えない派なんですが 今回は話の性質上、カカシが好きになる様な人、を考えなければならなかったので、めずらしくなんとなく性格に特徴がある?主人公になりました。 カカシと性格や口調がなんとなく似ている、けれど本質的には違う感じを目指しました。なかなか気に入ったので、またこの二人の設定で番外編も書きたいなと思っています。 ○彗星のようにきらめいて、と、日だまりとの邂逅 、は順番を最初書いた後に入れ替えてたんですが、読み返してみてやっぱり違和感があったのでまた入れ替えました。内容はかわりありません。20171211 後書き |