02 ※更新中

 
 
それを聞いて今度は彼女が目を見開いた。


そして彼女の口から出た言葉は、今度こそ恐怖したかと思った青風の予想と反したものだった。


「怪我を・・・?」


「え・・・?」


「どこか、怪我をなさっているのですか?」


「いや・・・怪我はしていない」







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