美化委員会 | ナノ


と言うか、セックスしていると言う噂を聞いて入ろうと思ったんじゃないのか
で、田中の話しを聞くと

美化委員会は校内の掃除を積極的に行っているらしい

という間違った解釈で生まれた噂を鵜呑みにして
自分も掃除がしたいという感情で入ろうと思った。田中はかなりの掃除好きらしい
何故清掃委員会に入らなかったと言うと
清掃委員会は清掃道具の点検しか行っていないだとか、それも年末年始しか。


「だから入ろうと思ったのに」

「ごめんねー、で?どうする?」

「は?はいらねーよ?」

「いやいや、違う違う」


そんな事聞かないよ
この美化委員会の仕事を知ってしまったんだからさ、選択肢は二つ


「美化委員会に入るか、俺の奴隷になるかどっちがいい?」

「………ハァッッ!?」


美化委員会に入って、仕事やるか
俺の奴隷になって離れないか、どっちがいい?

オススメなのは美化委員会に入ることかな、俺奴隷とかそんな趣味はないからさ

俺は田中の顎を掴んで顔を上げさせる


「残念だったね、田中。美化委員会なんて知らなかったらこんな事にならなかっただろうに」

「っ、離せよ!」


田中は後ずさって俺の手から逃れる
その時、比奈が少し俺に近づいてきて


「葵様、旧校舎付近でバカ犬が寝てます」

「ったく駄犬が、」


仕方ないから田中を縛って放置したあと行こうと思ったけど
あることを思いついた


「な、なんだよ」

「なァ田中、」

「…っ?」

「ちょーっと、着いて来い」


田中の返事を聞く前に俺は比奈に言って田中を拘束し、委員会室を後にした



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