その仕草、可愛すぎるよ
「なまえ、メシ食うか」
「はいっ!そういえばお腹すきましたね…なに食べましょうか」
「お前さんは何がいいんだ?」
「私は何でも。赤木さんの好きなもので」
嬉しそうに手を繋いで歩くなまえが可愛くて思わず笑ってしまう。
「どうしたんですか?急に笑い出して」
「いや、子供みてぇにはしゃいでんのが可愛くてよ」
「あ…ごめんなさい。嬉しくて、つい」
久しぶりの逢瀬に喜んでいる彼女を見て自然と顔が綻んだ。
「ご飯食べたらどうしましょうか」
「フフ、決まってんだろ」
強引に引き寄せた細腰を優しく撫で下ろすと驚いて小さな悲鳴を上げるなまえの唇をキスで塞ぐ。
「会ってなかった分の"埋め合わせ"しなくちゃな」
「〜っ、赤木さんのエロおやじッ!」
頬を赤く染めて恥ずかしそうに視線を逸らすなまえに愛しさが募る。普段自分から連絡する事は無いけれど、こうして二人で過ごす時間がもう少しあっても悪くないと今更ながら思った。
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