恋しくて、恋しくて5

司馬師
「強引・・・ですか。」

宗茂
「ええ、おそらく。」

司馬師
「しかし、宗茂殿はいつもこうしていなかっただろうか。」

宗茂
「ええ、だから私は殴られるのです。」

郭嘉
「まずはアプローチをしてみてはいかがだろうか?」
司馬師
「あぷろーち???」
郭嘉
「たとえば、花を贈ってみたり。」

司馬師
「花・・・か。」


翌日、司馬師は元姫の部屋に花を贈った。
大量に。ベットが埋まるくらいの量を。
だが。

元姫
「子上殿?これはいつもの仕返し?しつけがなっていないようね。」
司馬昭
「だから俺じゃないって!睨まないでくれって!」





司馬師
「嫌がらせだと思われた・・・嫌われてしまっただろうか。」
宗茂
「そもそも!あなたが贈ったと気づかれていません!」
郭嘉
「司馬師殿は奥手ですねぇ〜。」
諸葛誕
「司馬師殿・・・なんて悲しい人なんだ。」

翌日またも集会。
行政をせずに何をしている司馬師殿

司馬師
「私はまず、彼女に好かれることから始めねばならないのか。」
宗茂
「あの・・・嫌われていないと思いますよ。」
郭嘉
「私もそう思います。」
諸葛誕
「お酒、とってきます。」

司馬師
「私にはそう思えないのです。」

郭嘉
「なら、実験をしてみようか。」

司馬師
「どんな?」

郭嘉
「まぁ、私に任せてもらいたい。」


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