豆まきという凄絶バトル!?
蘭丸、豆を煎る。
光秀「蘭丸。」
ガラシャ「なにをしているのじゃ?」
蘭丸「ああ、光秀様、ガラシャ様。豆まきの準備をしているんですよ。」
光秀「信長様の命令ですか?」
蘭丸「いえ、これは私個人の分です。」
ガラシャ「大量じゃのぉ。」
蘭丸「これくらい用意しておいても足りないですよ。」
ガラシャ「なぜじゃ?」
蘭丸「相手が強敵ですから。」
煎った豆を袋に詰め込む蘭丸。
蘭丸「では、行ってきます。」
光秀「どこへ行くのですか?」
蘭丸「お二人のために、戦場へ?」
明智親子「??????????????」
時は経ち
元親「ほう、逃げずにやってきたか。」
蘭丸「そちらこそ。存分に武器は持ってきました。」
煎った豆を見せる蘭丸。
元親「上等!」
元親も豆を出してくる。
元親「凄絶に仕合おうぞ!」
蘭丸「私が勝ったら、光秀様とガラシャ様から手を引きなさい!」
元親「いつまでも坊やだな。」
蘭丸「この蘭丸!お二人のためなら修羅になります!いざ!」
袋に手を突っ込み
豆を全力でぶつけ始める二人。
蘭丸「光秀様のそばから離れろ死に神!」
元親「自立をしろ小僧!」
この戦いを陰から見ている二人。
光秀「元親、蘭丸…まったく。」
ガラシャ「面白そうじゃ。わらわも混ざるぞ。」
光秀「いけませんガラシャ。」
ガラシャ「なぜじゃ?」
光秀「あそこでいくら豆を撒いても福は来ません。帰って父と一緒に恵方巻きでも食べましょう。」
ガラシャ「うむ!」
蘭丸「蘭!修羅になります!」
元親「反骨魂をみせてやろう!」
えんど?
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