宗清同棲生活

清正「つーかお前、一日中家にいるだけかよ。」
宗茂「ああ、俺は清正の帰りを待つ為に家にいる。」
清正「それはただのダメ人間だろ。」
宗茂「えー。」
清正「なんか仕事探せよ。」
宗茂「どうやって?」
清正「求人情報とか見て。」
宗茂「別にいいよ。こんなの見て履歴書書いて面接しても楽しくない。」
清正「楽しさで仕事探すな。汗を流して得たお金で食っていくのが人間なんだ。」
宗茂「お前らしいな。」

数日後

清正「あれ?あいつどこいった?」

バイトから帰ってきても宗茂はいなかった。

清正「面接にでも行ったか。」

ドアの開く音。

宗茂「ただいま。」
清正「お帰り、どこ行ってたんだ?」
宗茂「街中ふらふらしてた。」
清正「そんな暇あるなら働けって言ってるだろ。誰の金で生活してるんだよ!」
宗茂「フラフラしてたらモデルのスカウトされた。」
清正「え?」
宗茂「ほら。この雑誌。」
清正「・・・・・・・。」
宗茂「清正が仕事しろっていうからモデルすることにした。
   報酬も我儘言ったらOKでた。」


清正「世の中って不公平だなぁ・・・・。」

これから宗茂が気まぐれでモデルを辞めるまで、
清正は宗茂のお金で生活費をまかなっていた。清正のバイト代は貯金に・・・。

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