メカメカめも

2012/02/28 23:21



元は創作TFAだったアルノルト達を独立した作品にしてやろうと前に言っていたのですが骨組みとなる構想がある程度で出来たのでメモリます。



▼アンドロイド(名称は変更予定)
アルノルトやボリス等の機械に変形出来る種族のこと。彼等が生まれたのは世界大戦中の時代。

戦時中の各国は長期に渡る戦争により人材困難に陥っており、人間に代わる新たな兵士を作れないかと考えていた。
生身の人間では数が限られているし、食費やら賃金やらで経費もかさむ。そして何よりも脆い。

そこで錬金術(ホムンクルズ)と機械技術を組み合わせて『擬似人間』を造り出す事は出来ないだろうかと考えた。

初期段階ではフランケンシュタインの実験報告をベースにし、それにアレンジを加えて実験を行っていた。まず死後間もない死体の脳や心臓、その他使えない臓器を擬似臓器と取り替え、次に腐った血液を全て抜き取り新たな擬似血液を流し込み、最後に電流を流し甦生を試みるも失敗。

新生児に機械を移植させて同一化させるか、受精した卵子を取り出しナノマシンレベルの寄生型機械を埋め込み後は培養液で育てるようにして誕生させるかで悩んでいる。取り敢えず上記の二つの案のどちらかによってアンドロイドが誕生したことにする。

初期のアンドロイドは自我や感情、食欲も睡眠欲などの欲求を一切感じられない構造となっており、ゾンビに近い存在であった。これは故意にそういう構造にした訳ではなく、何度やっても感情を持たなかった。

そして『擬似人間』を創り出せた人間は次の課題の『感情を持たす』ための実験を進め、『擬似人間』と人間とを交合させ、擬似人間に人間の血を混ぜる事によって、人間らしさを持たせる事に成功した。

このアンドロイドは物を見て真似る特異遺伝子もしくは能力があり、成人を迎えるまでは身体の一部を色んな機械や金属製品等に変形する事が出来る。

そして成人すると本人にとって最も影響があったもの一つだけに変形出来るようになる。


やがて戦争が終わり、戦争の道具として生きてきた彼等は居場所を失い、世界は平和を目指す行動が広がる一方で人々は彼等を『人殺し』と呼び、人間と異なる存在として差別し、忌み嫌うようになる。

社会も圧倒的な戦闘能力を持つ彼等を危険とみなし、人間とアンドロイドというラインを引く。

アンドロイドは幼少期と思春期に心理状態のテストを行う事が義務づけられている。このテストで無機的か有機的かを判断する。

また人間とかけ離れた能力を有するため安全対策として、首輪もしくは腕輪をはめる事が義務付けられている。

この首輪からは一時間毎に精神状態や心拍数のデータがアンドロイド達の行動を監視する人工知能AI(これも名称変更予定)へ送信されており、24時間監視されている。

心拍数や体温の上昇等でアンドロイドの感情の上下を数値化し、定められた数値を越える場合は人間に害を及ぼす危険があるとみなされ、体内に特殊な電流(人間でいえば麻酔)的なものを流され、強制的に動きを封じられる。


首輪等を着けないアンドロイドは違反者として例え有機的なものであっても強制的に無機的アンドロイドが収容される施設へ搬送される。




▼無機的アンドロイド
機械的(自我・感情を持たない)な心を持つ者の事で最も初期アンドロイドに近い存在とされている。アンドロイドとしての本能(殺人・侵略・破壊行為)に走る可能性が極めて高いとされ、テストでこの部類に分けられた場合は施設へ収容される。


▼有機的アンドロイド
生物的な(自我・感情を持つ)心を持つ者をこう呼ぶ。無機的アンドロイドと比べ、理性的だと思われている。




アンドロイドというだけで苛められたり、雇ってもらえなかったり殺されたり。アンドロイドという存在を認めない社会に怒りを感じ犯罪に手を染める者も沢山いる。

現代社会における犯罪の半数以上がアンドロイドによる犯行だったりする。→これによって人間はさらにアンドロイドを非難するようになる。

勿論、中にはアンドロイドを理解して友好的な人間もいるが大半がアンドロイドを毛嫌いしている。




…と言った風な感じで考えております。
『それは普通に考えて無理だろ』という件もありますが、まあそれは二次元クオリティとして大目に見て下さい。

また色々と矛盾点やらがあると思うのでちまちま調整していきたいです。



追記



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