短文だらけ
女王ユニや魔王沢田や魔正一の森
会話+αくらいの短さ
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女子高生みたいな正一とスパナ
「正一、食べるー?」
「あ、もらう」
ポクポキポキ…
「これの名前の由来って擬態語、」「擬声語ね」
「え、ああーその辺難しい。」
ポクポキポキ、パキポキ。
「貴方もウチもポッキー」
「あ、そうだスパナ、『いー』って歯閉じて」
「ん?いー」
ザク、ばきききき
「いたいいたい、ちょやめいたたたたッ」
正一はたまに酷い奴になる。いーってしたウチの歯にポッキーを押し付けて砕いてきた。
「痛かったしポッキー挟まるし、正一もいーってして」
「いー」
ガガガガガ
「痛いたいたい痛いたいたいたいたいたいあッ」
ウチの握ってる側が砕けない程度に正一側で砕けるように捩込んだ。正一が先にやってきたんだからオアイコ。
「ちょっとスパナ、歯茎痛いです。僕歯茎には侵食してないだろ」
「仕掛けてきたのは正一だから」
「倍返しってことかー…」
砕けて歯に挟まった分を緑茶で流す。
「あーでも僕実はトッポ派」
「嘘、正一あんた…!」
「あとね、FRANも好きだよ」
「フッ……正一なんて弁当のお箸入れ忘れられればいい」
「忘れられたんだねスパナ」
入江は旦那に、スパナは愛人に欲しい。
2011/05/04 21:24
▼トカゲ
「ねぇユニ。僕欲しいものがあるんだけど、どうすればいいと思う?」
「あなたなら何でも手に入れられるでしょう?」
「うまくいかないんだ」
「プライドを守って何も手に入れないか、リスクを侵してほしいものを手に入れるかだと思います」
「そっか」
欲しいのは貴女の許しなんだけどどうだろう
2011/04/10 21:31
▼fool
こうも飽きずにというか、懲りない馬鹿が居るもんだ。
雲雀は眉間の皺を深めながら先程からやたら自分に絡んでくる少年―――沢田綱吉を見下ろしていた。
「ですから雲雀さん」
「煩い」
寄ってくる綱吉を振り払おうと雲雀は威嚇してみる。しかし殺意を込めた目で睨もうが、トンファーをちらつかせようが臆さない綱吉に内心焦っているのが現状。何故こんなにしつこいのか。
今までならば直ぐさま縮み上がって離れて行ってたくせに、近頃は執念深く追い回される。おかげで仕事に集中出来ず(応接室にまで追いかけて来る)、風紀どころか自分のサイクルさえ乱されて苛立ちが募るばかりだ。
「きみの忠犬と同じような動きをきみがしないでくれる」
「獄寺君は忠犬じゃないです」
うそつけ。
わかってるから忠犬って言っただけで誰か分かったんだろ。
応接室の机上には未処理の書類が溜まっているのだろう。
「馬鹿に付き合っているヒマは僕にはないよ」
「じゃあ俺に付き合う時間はありますね」
fool:馬鹿者。
結局沢田は雲雀より断然強い
2011/04/06 19:41
▼我田引水
「…?、どうしたんだい大将」
「どうもしないよ」
「そうかい」
目頭に食い込むから眼鏡は外して彼女の肩に顎を置く。正面から抱き着いてるのでこの人の豊満な胸が、僕の筋肉のない胸に当たって安心半分恥ずかしさ半分。
世の男はみんなマザコンなのだと聞いたことがある。常に紳士的に、女性をリードしていかなければいけない分、
こちらだって甘えてみたいのだ。
「アイリス」
「なんだい大将、いや今は坊ちゃんかい」
「うるさいよ」
「はいはい」
アイリスが笑うので僕にも振動が伝わる。
「こんなおっきな坊は手に負えないねぇ」「まああんなに必死に」「隊長お疲れ様」
ベッドでは鬼畜全開の大将になかされるけど普段は大人の余裕、そんなアイリスたんが見たかった!
我田引水:自分の都合のいいように進めること
2011/04/04 01:22
▼treat
「なんですかそれ」
「グロスです」
「誰の」
「ブルーベル用です」
「クフフ、そうですか」
「興味なさそうですねぇ」
聞いたら長々と語るでしょう貴方。
「ハハン、よくお分かりで」
「はいはいさっさと行ってください」
桔ブル応援するけど惚気聞くのは御免な骸ちゃん。
クフフもハハンもいい男だよね。ハハンの方が紳士さ目立つ。
treat:扱う・講じる
2011/03/30 20:39
▼傍若無人
「幻騎士…」
「なんだγ気色の悪い」
「るっせぇよ」
三十半ばのおっさん(というよりγ)が両手の甲に顎を載せて、ため息混じりに話を振られたら誰だって気味悪がるだろう。
「やり直したいんだ」
「…?」
やりたいことだらけなんだよ。
わかってねぇなとでも言いた気な口調に腹が立つ…確かに人生やり直しがきくというのならば、あの時剣士として
死ぬのだと覚悟した致命傷を受ける前からやり直したいものだ。
現在改めてジッリョネロに受け入れて貰えたものの、白蘭様にひざまずきユニ様を裏切った後悔は一生だ。
「ではγ、貴様は戻ってなにをしたいのだ」
γの後悔といえば先代アリア様のことだろうか、最期に立ち会えずに逝ってしまわれたのが辛いのだろう。
しかしγの考えは幻騎士の予想を遥かに超えていた。
「可愛い姫と同年の気分になって、
そりゃもう万歳して『あー』とか『うーとか』言って走り回りたいよなあ…」
「……え、…は?………その姿でか?」
「そうだ。童心に帰ればもっと俺は姫と遊ぶ」
「幻騎士、今回の任務はこれなのですが良いですか」
「はい姫。承知致しました。お任せ下さい」
ユニ ⊃任務【γぬっころす】
非常口の中の変(態)な兄貴はこんなもの!
2011/03/28 14:04
▼フェイント
「…。(標的の分際で勝手に下りられては困りますよ)」
貴方のせいで幻術が歪むじゃありませんか全く。
「大口叩いて果てがこれですか」
輪廻転生は覚えてますか綱吉君
どこかのヒーローみたいに無限に強いんだと信じていながら、でも今まで自分が殺めた人間と同じように柔らかくて呆気ない。とわかってるから期待を裏切る無責任ヒーローに文句言いたい骸。本当は綱吉の肩ガッ掴んで泣き叫びたいけど涙とかでない骸。(わたし綱と骸すきなんだな…)
2011/03/28 03:16
▼断層
「ボスが婚約指輪してたら危険だから提げとくね」
「ごめんね髑髏」
「うん、いいよツナ」
ボス、ツナ、ツナ変だよ。ああ言ってたくせに死体の貴方はどうして薬指に指輪はめてるの
ツナ、お願い、ごめんなさい帰ってきて…!
十年後沢田死ネタ
綱髑は髑髏がワー!ってなるしかない。2011/03/28 02:58
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