Short story


誕生日@梓

「おたおめ!」
パァン!
「……………」
「何その無言」
「…人の顔にむかってクラッカーをしちゃいけないって習わなかった?」
「え?まずクラッカーのことを習うなんて――」
「 な ら っ た よ な ?」
「習いましたすみません梓様」
「わかればいいよ」
「(ちっ…コイツ誕生日だからって調子に乗りやがって…)」
「…所で、僕にプレゼントは?」
「えっ…?」
「えってなにさ」
「プレゼント、もらってくれるの?」
「もらうもなにも、彼女からのプレゼント受け取らないわけないじゃん」
「……わかった、あげる…」

「…これ何」
「ケーキ!」
「(マフラーまではよかったのになんでこうなった…)」

ちょっとツンツンした梓くんと構ってほしいけどなかなか構ってもらえない主人公みたいな感じ。
月子ちゃんと同じで料理が壊滅的。
12.20 Thu 03:17:03
木登り@錫也

「…、………」
「あれ、錫也じゃん」
「あれ、錫也じゃんじゃありません!何で木に登ってるんだ!」
「え?猫を助けるため。っていうか錫也お母さんみたい」
「お母さんはどうでもいいから早く下りなさい」
「いやあとちょっとだからね」
「あとちょっともくそもありません下りなさい」
「(お母さんや…)いや猫落ちたら痛いし」
「猫じゃなくてお前が落ちる」
「それは体重的な意味で?」
「スカートの中見えるから早く下りなさい」
「(話反らしやがった)スパッツ履いてるからいいんです―錫也のムッツリスケベ―」
「……(スパッツ履いてない…)」

数時間後
「あっ今日スパッツ履いてなかった」

みたいなね。
ありがちな話ですよねコレ。
みんなこれの続き書きませんかねえ。
次の日恥ずかしくて錫也と話しできないとか、主人公は気にしてないのに錫也が恥ずかしくて話せないとか、ねえどうですか。
11.27 Tue 04:14:19
ポッキーゲーム@哉太

「やあ、哉太くん」
「なんだよお前、きもちわりィな」
「気持ち悪いとは失礼な」
「で、用事はなんだ?」
「あ、忘れてた!」
「(忘れるの早いんだよ…)」
「ポッキーゲームしよう!」
「ぶっ…!!」
「え?私おかしなこと言った?ちゃんとポッキーも用意したよ?」
「そうじゃなくて!なんでやるんだよ!!」
「11月11日でポッキーの日だから」
「あぁ、成程…じゃなくて!」
「じゃあ何よ」
「なんでやるんだよ!!」
「だから11月1…」
「違う!!俺とお前がやる理由!!」
「え?」
「…え?」
「わかんないの?」
「わかんないも何も突然来て言われただけなんだからわかるわけが…」
「もういいよ!!哉太の馬鹿!!」
バチンッ
「ってぇ〜!!…って、おい!待てよ!!」

「哉太ってただの馬鹿なのかな?」
「天然って言ってあげなよ」
「悪く言っちゃえば馬鹿じゃん」
「それ言うなよ…」

付き合ってたらポッキーゲームやりますよねやるんだよねやれよ。
11.11 Sun 23:21:49
ポッキーの日@羊

「ねえ!」
「…目を輝かせてる羊からは嫌な予感しかせんわ…」
「ポッキーゲームやろうよ」
「やっぱりな!!」
「いいじゃん、やろうよ」
「嫌だ」
「え―…」
「絶対嫌!……それに」
「…それに…?」
「きっ…キスっぐらい…いつでも出来るんだから…」
「……(珍しくデレてくれたんだけど僕はキスすればいいのかな)」

珍しくデレたためにどうしていいかわからなくなった羊くんは可愛いと思います。
11.11 Sun 23:09:50
パソコン@羊

「羊、これどうすんの?」
「…また君か」
「いやだってこれ出来なきゃ困るって言うから…」
「本買ってきたんじゃなかったの?」
「…買ってきたには買ってきたんですけども…」
「…わからなかったんだ」
「おっしゃる通りでございます…」
「はぁ…そこのメニュー開いて…」
「(…なんやかんや言って教えてくれるんだよね―…)」
11.03 Sat 13:42:02


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