▼ 先日
2015/08/06
先日、当サイトに良く遊びに来る方から、長編夢の数年後の妄想としてイルミの執事になっている夢主を時折想像します、ってお言葉をいただきました。
彼女との事が色々と落ち着き、ヒソカやクロロとなんやかんやのあった5年後ぐらいだったら、そんなのもありかなぁーと思いました。夢主が19.20才で、イルミが28.29才。……美味しいじゃないですか、この年齢差。
長編内でも妄想内でも、基本的にイルミとは友情で進むのですが、ふと、これにエロを打ち入れるとしたら……?と考えたのが運の尽きでした。いやぁー、萌えた萌えた。
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ある日仕事で傷を受けたイルミは、その痛みと己の失態にイライラしていた。飛行船に乗り込み夢主に手当てをして貰った後でも、その苛立ちは収まらない。こういう時は、手近な女で抜くのが一番だと、性欲処理係の使用人を呼ぼうとするが、生憎彼女らは飛行船には乗り合わせていなかった。あー、なんだよ、もう。むしゃくしゃした気持ちのままベッドに乱暴に腰を掛けたイルミの目に、ふと、救急用具を片付けている夢主が目に入る。
「そう言えば夢主って女だったよね?」 「ん?……まぁ、女か男かって言われたら、女だな。それがどうした?」 「……って事は穴は付いてるってことだよね?」 「はぁ!?いきなり何言い出してんだよイルミ!」 「別に穴まで貸せとは言わないから。手でオレのを抜いてよ。いいでしょ?」 「ちょ……ちょ、そんなこと出来るわけ……」 「なに、経験ないの?」 「いや、そういうわけじゃ……」(たぶん夢主はクロロかヒソカと過去に何かしらやらかしてそう) 「じゃ、いいでしょ?……ほら、早く」
手で抜くだけなら、まあいっか……と、渋々手伝う夢主。静けさが落ちる中、高ぶり始めるイルミ。とその時、高ぶったイルミは夢主の腕を引き寄せて濃厚なキスをする。それは高ぶった衝動をただぶつけただけの、生理的な反応と言っても差し支えなかった。しかし、その直後、イルミはぱちくりと目を見開いた。
「……女の味がする」 「ばっ……。一応女なんだから、女の味がしてもおかしくねえだろ……」 「美味しい。もう一回」 「ちょっ……イルミ!手で抜くだけって話だろ!」
夢主は口を塞がれ押し倒される。この時になって(情報としては知っていたが)初めて夢主が女だと認識したイルミは、どこまで女の反応を見せるか検分しつつ、その晩は濃厚な一夜を過ごす。男として身についた振る舞いと、女の本能、そして、執事としての理性の中で揺れ動き、様々な顔を見せる夢主を眺めるのは、とても面白かった。
そこからイルミは度々夢主を抱いた。風紀を乱すという理由で、執事は主とそういう関係にならないよう厳命されていたし、イルミも執事とそういった関係が良いものだとは思っていなかったので、イルミはいつも隠れて夢主を抱いた。飛行船の中、すれ違った廊下、誰もいない物置。迫るといつもの冷静な執事としての顔がどこに行ったのやら、顔を真っ赤にして慌てふためく夢主はいつ見ても面白い。
「ね。ここでしよっか」 「ばっか、なに言ってやがる!……こ、こんな、いつ人が来るか分からない場所……出来るわけ……」 「試してみる?」 「ちょ……イルミ!」 「……なに?オレとするの嫌なの?」 「べ、別にそういうわけじゃ……///」 「じゃあ、決まり。足腰立たないくらいにしてあげるよ」 「え!?イルミ!……ん、……っ……」
そんな二人の秘密の関係。
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ってのを妄想したらたぎりましたw
長編終了時は9/3なので、終了時の夢主はまだ彼女のことで頭がいっぱいです。なので、一応物語のオチとして誰オチかは決めますが、各キャラクターと向き合って改めて関係性を築いて行くのは、その先の出来事かと思っています。物語終了後に色々あって色々あれば、こんな展開もありかなぁーと思っています。
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