★6話★
熱を出した日
ツッキーの家に泊まることになってしまった私。
無事に朝を迎えていた。 熱は殆ど下がり、ツッキーのお母さんにお礼を言おうと階段を下に降りる。
「! あらあら、もう熱は大丈夫、みたいね!」
「あ、はい。改めて蛍くんと同じクラスの黒月詩織と申します。昨日は多大なご迷惑をすみませんでした。 お陰様でだいぶ楽になりました。」
「いいのよいいのよ〜!なによりも蛍のちょっと意外な一面が見れて私も嬉しかったから!」
「意外な一面……です、か?」
「そう!――――あの子ったらね ………、」
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