「……戻った。」


「へっ ……?」


「いや、いつもの黒月だなって。君でもあんなに弱った顔するんだなって思った。」


「ひッ ……///わ、私だって一応人間ナンデスー!」


「そんだけ軽口叩けるならもう大丈夫デショ。食欲なくてもご飯食べて。今持ってくるから。」


「え!?いや私帰る『はぁ!?』





ひぃっwwww


ツッキー顔怖い!!!怖いよ!!!!





「ま、丁度いい事に明日学校も部活も休みなんだから。体調治す事だね、此処で。
んじゃご飯持ってくる。」


「あ、月島!   ………アリガト。」


「……別に。」







ツッキーはそのまま部屋を出る。

私はもう一度布団を被る。






「―――…ツッキーの匂いが、する ………。」






部屋も、布団も、服も。

全部がツッキーの匂いで包まれてるみたいで、嗚呼一人じゃないんだなって。
私はガバっと布団へと潜り、誰も見ていないのに照れながら笑った。











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