★9話★





9月のシルバーウィーク。





今日は土曜日。
朝から森然高校へと集合したのは梟谷グループ一同。





「詩織ちゃん荷物これで全部?」


「あ、はい!すみません有難うございます!」


「いいのいいの!荷物なんて男にもたせりゃいいんだよ!」


「…クロももちなよ。」


「お前もな研磨!!!!!」





実にマネージャー重いの音駒一同はバスから降り、体育館へと向かう。
今回の合宿はシルバーウィークに重なり、1泊2日だ。





「詩織ちゃん。」


「赤葦さん!木兎さんもおはようございます!」


「ヘイヘイヘーイ!音駒にはそろそろ慣れたかー!?」


「はい!お陰様で。」


「朝からうっせぇな木兎……。」


「また数日よろしくね。」


「はい、此方こそ!『俺にトスあげてねーん!!』




ぎゃーぎゃーと賑やかな梟谷は先に体育館へ。

そして、








「よーし!荷物まとめていくぞー!」


『ういーっす』




その聞きなれた声に音駒一同は後ろを振り返る。





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