研磨と俺が話をしている時、詩織は珍しくラインをしていた。
きっと友達なんだろう。
それでも研磨が話題を振れば詩織もちゃんと受け答えをして。



研磨と別れた後、詩織をマンションの入り口まで送っていく。
此方に気を使ってるのが本当によくわかる。


俺の勝手な嫉妬なのに。



いつまでも下を向いている俺にゆっくりと近寄る詩織。
そして制服の裾をきゅ、と掴み、下から俺の見上げた。





「えっと、私が好き、なのは……


    て、   てっちゃん…だけ、 ですから………/////」








―――――――――え っ!?







「えっ!?今ッ ……なま、 名前ッ ………/////」


「二人でいるときだけ ………呼びます、 ね…?」


「―――――――」






ンンンンンンンンンンン゛ッ ……!!!!!!!!!!!


駄目だッ 破壊力最強ッ
まって心臓止まるッ ………!!!






「ちょ……か、可愛すぎ ッ ……………/////」


「!?も、もう……。じゃ、おやすみなさい、てっちゃん。」


「お休み……!!」





照れながらマンションに入ってく詩織を見送る俺。

ああああああもうなんなの!!!!!!!!!
可愛すぎかよ!!!!
つれーよ!!!!!!!

黒尾さんの黒尾さんがやべーことになってるよ!!!!!!!!!
だって男の子だもん!!!!!!!!





ああああ俺幸せだなぁああああああああああ!!!!!!!!!!!











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