会話を覗く部屋

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あずき「…腕と脚の毛剃ってんの?」
ざき「剃ってねぇよ」
あずき「胸毛は?髭は?」
ざき「…うっせぇな。薄いんだよ」
あずき「なんもしなくてこれ?」
ざき「仕方ねえだろ」
あずき「その皮よこせ」
 

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ジェシー「はいパパ、あさごはんのステーキです!どうぞ!」
ジョシュア「はい、いただきます!もぐもぐ!」
ジェシー「おいしい?」
ジョシュア「すごく美味しいよ!」
ジェシー「ママのごはんとどっちがおいしい?」
ジョシュア「えっ…エレのご飯と…?それは…ええと…あの…」
ジェシー「ゆうじゅうふだんなパパはきらい!」
ジョシュア「うわぁあごめん!嫌いにならないでジェシー!」
 

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まだら「…おい、なんでいちいちコップとか皿とかとりに行くんだよ」
ノーウ「え?どういうことでしょう?」
まだら「サイコキネシスがあんだからそれでパッと浮かしてここまで飛ばせんだろ」
ノーウ「それは…普通にとりに行くよりも疲れるのでやらないんですよ」
まだら「そんなに体力使うもんなのか?」
ノーウ「集中力が必要なんです。まだらさんもずっと炎を吹けるわけじゃないでしょう?」
まだら「確かに、疲れるしな」
ノーウ「それに楽をすることばかりを考えていてはダメですよ!気持ちが緩んでしまいますし、なにより警察としてそのような気持ちでいることが…」
まだら「あー、あー、報告書がまだだったー!」
 

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ガブ「アリりんから聞いたんだけどグゥって唾液も毒ってほんと?」
グゥ「唾液に血液、体液には毒素がある」
ガブ「え!え!じゃあキスとかする時どうすんだよ!唾液飲んじゃうんだぜ?」
アリー「貴方の毒になら犯されたいってやつですよぉ」
シグマ「禁断の果実ってやつやな」
ガブ「かっこいい…」
グゥ「…」
 

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おうか「サクはよく普通に病院行けるようになったよなー」
あずき「病院怖いって泣くさくらちゃん引く」
おうか「いや、怪我が酷かった時に病院連れてったら『俺に触んな、ぶっ殺すぞ』って暴れて医者ぶん殴ってさ!」

ざき「病院とか生まれてこの方行ったことなかったしいきなりあんな白衣集団に囲まれたら警戒するだろ普通に」
あずき「よう野生児」
 

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ひかる「ジェイはなんでよく同じことを二回言うの」
J『それはもちろん!大事なことなので二回言うんだよ!大事なことなので!』

ひかる「さくらざき」
ざき「んー?」
ひかる「冷蔵庫にケーキ入れて置くから後でおうかと食べて」
ざき「お、いつもさんきゅ。いただきます」
ひかる「冷蔵庫にケーキ入れて置くから後でおうかと食べて」
ざき「…どうした」
 

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J『遅くにごめんね!寝てたかな?』
ひかる「シャワー浴びてた」
J『な…ん…刺激が強すぎる!刺激が強すぎるよ!』
ひかる「ごめん」
J『うわっオレ変態っぽい!変態と言っても紳士だよ!紳士的変態だよ!』
ひかる「うん」
J『でも妄想くらいはしたいから何のシャンプー使ってるのか教え、げふげふ!』
ひかる「なんだったかな。見てくる」
J『待って!冗談だから!冗談だから!てか!ヒッキー妄想に使われちゃうんだよ!いいの!?』

ひかる「いいよ」
J『あっ、う、う、んおお?!』
 

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むーにー「トリックでカード取り変えんのやめろつってんだろーが!」
イチイ「危険予知でババ避けんのはありなのかよ」
むーにー「予知はありだろ、普通に」
サンジュ「いいから早く引けよ」
むーにー「うっせーなドM野郎」
イチイ「えっ、サンジュMなのかよ。知ってた」
むーにー「あー、キモい。キモエムサンジュ。キモエサン」
イチイ「キモエさーん」
サンジュ「いいから引けよ!」

※サンジュさん、イチイさんお借りしました
 

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フレーバ「アリーさん年上はお好きかしら?」
アリー「年上かぁ…5つくらいなら違ってもいいかなぁ」
フレーバ「やだわ、好きかどうか聞いてるのよー」
アリー「嫌いじゃないけどぉ」
フレーバ「じゃあ好きなのね?」
アリー「普通かなぁ」
フレーバ「好きか嫌いかの二択で分けたらどう?」
アリー「う…うーん」

グゥ「攻められてるな」
シグマ「発情期やな」
ガブ「春だな!」
 

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ざき「あずきとかけまして、おーかの歯医者とときます」

あずき「その心は!」

ざき「いやらしい」
 

 



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テーマ「人外ファンタジー」
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