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3

「〜〜〜――――!!!っ、ヒィ………!!!」


目の前がぱちぱちと弾けるような感覚。
足ががくがくと震え、崩れ落ちそうになる体に必死に力を入れる。


声だけは、何とか。ぱくぱくと口を開け、息を必死に吸い込む。
極弱い振動だが、密着させられているため快感の逃げ場がない。


草壁はさらに追い打ちをかける。するするとまたTシャツの裾から両手をいれてきた。


いや、いやいや、だめ!今そこ触られたら…!


上村の嘆きなどおかまいなしに、両乳首が摘まれた。


「ヒィ、んんん――――!!!!」


手の甲をキツく噛み、声を殺す。だが目からはポロポロと涙がこぼれ、体はぶるぶると小刻みに痙攣していた。


草壁は、容赦なく乳首をコリコリと弄りたおす。


や、もうだめ、だめ、声、出ちゃ…!


『○○駅〜、○○駅〜』


ガタン、と電車がある駅に到着すると同時に、ぴたりとすべての刺激が止んだ。

「はっ…、はぁ…っ」

草壁は上村の服を正し、寸止めに朦朧とする上村の手を引き電車を降りる。そしてそのまま、駅の端にあるトイレの個室に連れ込んだ。

この駅は最近改装されたばかりでとてもキレイだ。しかも、マイナーな駅な為利用者が少ない。草壁はそれを知っていて、上村を連れこんだのだ。


「草、壁、ちゃ…」


体に力の入らない上村を後ろ向きにし、タンクにしがみつかせる。草壁はおもむろにパンツと下着を下まで下ろし、ぐいと尻を開き割ると己の猛ったペニスをねじ込んだ。

「っ!アアァ゛――!!!」

びゅ、びゅく、びゅくっ!


挿入の衝撃に、散々焦らされた上村は射精してしまった。

パンパンパンパン!

「ひぃっ、ひい、いや、イって、イってるぅ!ああん、あああ――――!!」


そのまま容赦なく開始される激しいピストンに、上村は声を抑えるのも忘れ泣き叫ぶ。
草壁はくすりと笑い、リモコンのスイッチを入れた。


「あ゛―――――!!!やあァ゛――――!!!!」


また与えられた亀頭への刺激に、上村はのどをのけぞらせがくがくと痙攣した。
草壁は上村のTシャツを胸まであげ、また両乳首を摘む。


「ヒアアァああ!やあ、やああああ!!!」


激しく責められる性感帯に、上村はここが駅のトイレだということも忘れ声をあげた。


草壁はがんがんと遠慮なしに上村の前立腺を突き上げ、乳首をコリコリとつまみ上げる。
上村はすでに自分が何回達したかもわからない。

「はう、イく、いくいくいくイ゛ぐう゛うぅ!!!!」


がくがくがくがく。


上村が押し殺したような叫びをあげたと同時に、上村のペニスからぴしゅ、と尿でも精液でもない透明な液体が出る。
すでに何回も吐き出された精液で限界の量を超えていた上村のペニスに被せられていたコンドームは、出した液体の勢いと共にペニスからずるりと落ちた。


「ヒイィ、ひあァ…」


ちょろ、ちょろろ…


くてんと垂れたペニスから、力なく尿が吐き出される。強烈な絶頂のあとの排尿の快感に、上村はよだれを垂らしだらしなく口を開ける。


全てが出し終わった後、草壁は上村を持っていたウエットティッシュできれいにし、トイレもきれいにした後、便座のふたをさげた。
上村が、便座のふたの上にぐったりと力なく座り込む。


「くさ、かべ、ちゃん…」

涙を浮かべる上村にキスをする。


「さ、下り行きましょうか。」


にっこりと微笑む草壁は、悪魔そのものだった。


end

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