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かわいこちゃんのご褒美

「ん…、んん…。草壁ちゃん…」


ぺちん!


「きゃっ、う…!」
「勝手に動いちゃだめでしょ?上村センパイ。今日はご褒美なんだから、うんとうんと甘やかしてあげますから、ね?」
「あっ、ん、ん…」


草壁ちゃんはかわいこちゃんなのにドSなので、えっちが非常にキツい。ねちねちしてて限界まで弄られて泣かされるから、結構体に負担がかかる。俺がぽつりと
『一日くらいご褒美で優しくしてほしいなあ…』と言ったら、聞こえてたらしくにっこりと微笑んで
『じゃあ今日はうんと甘やかしてあげますよ。』と言った。やばい、聞かれてるなんて思わなかった。俺、ヤバいかも。


ドキドキしながらベッドに連れて行かれ、草壁ちゃんは言葉通りうんと優しく前戲をしてくれた。それから対面座位で挿入したまではよかったが、そこから先はやはり草壁ちゃんだった。
『上村センパイは、今日は指一つ動かしちゃだめですよ。ご褒美ですから、僕が甘やかしてあげるんだから。』
と再度宣言し、挿入したままキスだけを繰り返し全く動いてくれないのだ。


「くさ、かべ、ちゃ…、も、してよぅ…」


かれこれ一時間は経っているだろうか。
熱い楔が打ち込まれたまま、延々とキスを繰り返す。お腹とお尻がじんじんして、もどかしくなって刺激がほしくて少しでも動こうものなら先ほどのように軽くお尻をぺちんと叩かれる。


早くどうにかしてほしいのに、熱はいつまでもそこに溜まり俺はもう我慢できなかった。

「ひっく…、動いてぇ、んっ…、おねが、…っ、も、熱いよぉ…」

ぺちん!

「やあっ、ん!」

もじもじと体を捩ると、またお尻を叩かれた。その刺激さえ快感だ。

「ほら、だめ。ね?僕がしてあげるから動いちゃだめ。ほら、お口ちゅうちゅうしてあげる。」
「ん…、んむぅ…、ンァ、あふ…」


舌がまるでおちんちんになっちゃったみたいにびんびん感じる。舌を吸われる度おれのおちんちんも触りもしないのに先走りがとろとろ。お尻も勝手にきゅうきゅう締め付け、中へ中へと草壁ちゃんを飲み込もうとうねうねしてる。
じれったい。もどかしい。


しばらくすると、俺の体に変化が現れた。


あ、あ、あ、なに、これ、なにもしてない、なにもされてないのに、おしりがきゅうきゅうって、おちんちんがビクビクって、草壁ちゃん、草壁ちゃん、なんかおかしいよ、草壁ちゃん!


「やっ、く、くさか、べ、ちゃ、あは、あはん、からだ、おか、し…!
あっ、おちんちんが、アッ、アッ、アッ、あンアンアンっ、いや、だめ、いくっ!あはぁ、なに、これっ!?いく、いくいくいく…っ、やぁ、ぁ、
〜〜―――――――アアアアア!!!!」



びくん、びくびくびくっ!!



俺の体は、勝手に登りつめ挿入されているだけなのに絶頂を迎えた。
しかも、いつもより長いし快感が強い。全身性感帯になったみたいに、頭から爪先までびくんびくんする。

「あはぁ―――――!!あっ、あっ、いやあああ!!ひぃ、ひいあああ…!」

がくがくといつまでも全身の震えが止まらない。そんな俺を見て草壁ちゃんはにっこりと笑って、俺の乳首を摘み、もう片方は舌で転がし、チンポを激しく上下に擦りだした。


「きゃああああ!!!!やっ、やああああ――――!!!」


更に下からの突き上げも加え、俺はイきっぱなしの快感地獄を味わうことになった。



「ご褒美よかった?」

全てを絞り取られ、ぐったりと横たわる俺に草壁ちゃんがにこにこと話しかける。

「も、普通でいいです…」
「…ふぅん、せっかくご褒美あげたのにそんなこと言うんだ?わがまま言う悪い子には、今度はお仕置きしないとね…?」
「ひ…!う、うそです、ご褒美ありがとうございます!おねが、許して…」

息も絶え絶えに答えた俺に、草壁ちゃんは悪魔の微笑みを向けた。


end

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