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2

…やべえ。イっちまうかと思った。

自分で言わせた言葉だが、あまりのエロさに思わず爆発しちまうところだった。

「どうしてほしい?」
「ひっく、…っ、ズボン、きつ、い…っ、ふ、う…、おね、が…っ、ぬがせ…っ、」

短パンに締め付けられて苦しいのだろう。ゆらゆらと腰を揺らす小暮の短パンのボタンをはずし、ファスナーを下げてやるとむわっとムレムレになった空気が溢れるようだ。ファスナーを下げて現れた真っ赤なビキニパンツは、小暮の大量の先走りのせいで真っ赤ではなく濃い赤色に変わっている。

「う、お…!」

短パンを全て脱がせて現れたその光景に、思わず感嘆の声を上げる。真っ赤なビキニに、ガーターベルト…!しかも、ビキニが小さすぎるために勃起した小暮のちんぽが上から亀頭を覗かせている。想像以上のエロいその光景に思わずごくりとのどがなる。

「これ、苦しい?」

ビキニを指さすと、こくこくと何度も頷く。勃起しているために締め付けられて苦しいのだろう。ビキニの上からでも勃起ちんぽがびくびくと脈打っているのが分かる。恐らく、あと一擦れでもすればイってしまうだろう。
俺は指でビキニパンツの上のゴム部分を引っ張り、

「あ、ごめん♪」
「ひ、ああああああああ!!」

わざとぱっと離してやるとぱちん、と伸びたゴムが縮んで戻り小暮のちんぽのカリの部分に当たった。その衝撃で、触りもしないのに小暮はびゅくびゅくと白濁を勢いよく吐き出した。

「ひ、いう…、ん、あ、あ…」

急な絶頂にがくがくと震える小暮を見て舌なめずりをする。真っ赤なシャツに、白い白濁が散って最高にエロい。俺は小暮の胸のあたりまで飛んだ白濁を両の指先で掬うと、そのままぬるぬるといまだぴんと主張する両乳首に塗り付けてやった。

「ひぁ、いやっ、やああ!あーっ、あーっ!」

逃げようとのたうつ小暮の乳首を的確に追いかけ、執拗にぬるぬると弄ってやる。イったばかりで相当敏感になっているのだろう。小暮は小刻みに震え狂ったように泣き喘ぎながら何度も何度も許しを乞い、またちんぽから先走りをだらだらと溢れさせた。


「ひ、う、うぁ、あ、あ…」
「小暮、小暮?大丈夫か?」

びくん、びくん、と痙攣を繰り返し涎を垂らす小暮の頬を軽くぺちぺちと叩いてやると、小暮は焦点の合わない目をこちらに向けてボロボロと涙をこぼした。

「も、や…っ、、ねが、…ひぅ、…っ、かちゅ、ら…、おっぱい、やら…」

イキたくてもイケない、ぎりぎりの快感責めに本気泣きが入る。やりすぎたかな、と思う反面もっと泣かせてやりたくなる。

「じゃあ、今度はこっちな?」
「ふ、あ…!」

俺はビキニパンツを横に少しずらして、つぷりと後孔に中指を差し入れた。

「ふぁ、んんっ!」

よほど限界だったのだろう。ぐり、と一度前立腺を強く押しただけで小暮はいとも簡単に達してしまった。

「やあ、やああ…!」
「小暮、ほら、逃げないで。もう少し慣らさせて?な?」

解すためにぐりぐりと指で弄ると、拘束された力の入らない手で覆いかぶさる俺の胸を押し、上にずり上がって逃げようとする。それを簡単に押さえつけて、泣いて頭を振る小暮のアナルをぐちゅぐちゅと弄ってやった。

指を引き抜くころにはもう小暮は四肢を投げ出してぐたりとベッドに横たわっていた。慣らしているうちに何度か達したので腹に白濁がさらに散っている。

ぐちゃぐちゃに白濁まみれになったその姿。肌に張り付くシャツの下、浮き彫りになっている絶頂にぴくぴく痙攣する腹筋。ぷくりと立ち上がった乳首。濡れ濡れの亀頭をのぞかせたビキニパンツに、ガーターベルトと赤いニーハイ。
あまりのエロさに、俺はもう限界突破。

ぐい、とビキニを横にずらして露わになったひくひくと痙攣するアナルに、がちがちになった自身を取り出してぐちゅりと宛がう。

喉を逸らしてひくん、と震える小暮に一つキスを落とす。

「…愛してるよ。俺だけのかわいいサンタクロース。」
「…っ、うあああ、あ…!」

熟れきったアナルに、ぐぷん、と全てを一気に埋め込む。その衝撃にまた小暮はびゅく、と白濁を吐き出した。

「う、あっ、あっ!あ…っ、ん、や、…っ、イって、ぅ…!…っあああ!」

絶頂の最中にある小暮を容赦なくガツガツと突き上げて揺さぶる。涙を流しいやいやと首を振る小暮がもうかわいくてかわいくて。

「や、あ―――――――!あぁ――――――!」

もっと泣かせたくなって、さっきさんざん苛めてやった乳首にむしゃぶりついて、じゅうじゅう吸いながら舌先でべろべろと嬲ってやった。

ビキニの上から覗く亀頭をぐちゅぐちゅと弄り倒し、乳首をなめしゃぶり、前立腺をキツクえぐり、とこれでもかとばかりに性感帯を責めてやると、小暮は泣きわめき、何度も何度も絶頂した。
俺が何度も小暮の中に欲望を吐き出しすっかりご満悦な頃には気を失っていた。


後日、『もう二度と着ない』と言われて怒られて、反省したふりをしてこっそり大事にしまっていたその時の一式を小暮に見つかって捨てられそうになって必死の攻防をするのはまた後の話。


end

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