強面乙女ちゃんとの同棲!
リンクさせていただいている小夏様より頂きましたー!こ、こちらも企画のころに頂いたものです…orz本当にすみません!
こちらのお話は、記念企画の時に下さったお話と少しリンクしております(*^_^*)
仁さんにヤマト…甘々すぎて鼻血が出そうです(*^艸^*)
ろくにお返事もできずに申し訳ございません。小夏様、ありがとうございます!
おはようから
おやすみまで
大好きな人の隣で
大学生になって、仁さんと一緒に住む事になった。
ちょっと高そうなマンションだけど、仁さんは“新婚なんだから見栄張らせろ”と笑ってた。
僕は、ど、同棲って思ってたんだけど、仁さんにとってはもっと意味のあるモノだったみたい。
「仁さん、おはよう!ねぇ、起きて」
「んー…も、すこし……」
「仁さんてばぁ〜」
一生懸命揺り動かすけど、仁さんはどんどん布団に潜っちゃうの。
最初のうちは仁さんの方が早起きだったのに、いつの間にか仁さんも気が緩んだのか、僕よりお寝坊さんになっちゃった。
それでも、愛し合った次の日は仁さんの方が早起きで、僕の寝顔を優しく微笑みながら見てるんだよね。
「仁さん、おーきーてー!」
「あと10分…」
掠れた格好良い声で言うけど、結局起きてくれない。
僕は最後の手段と思って、部屋の隅に置かれた椅子に座ってるテディベアのマロンちゃんを抱き上げて、寝室のドアに向かう。
そして、くるっと振り返り、こんもり膨らんだ布団に声をかけた。
「仁さんが起きてくれないなら、マロンちゃんとおはようのちゅーしちゃうからね!」
「そ、れは許すかっ!」
バサッと布団を跳ね上げて、仁さんが飛び起きた。
焦ったような、怒ったような顔。
僕は頬を膨らませたまま仁さんを見つめる。
怒ってるんだぞーってアピールしてる僕を見て、仁さんは長くて深い溜息を吐いた。
そして、僕の目の前まで歩いてきて、マロンを取り上げたの。
「俺が悪かった。だから、機嫌直せよ」
「…明日からは、ちゃんと起きてくれる?」
「ヤマトがキスしてくれたら、一発で起きる。約束だ」
「う、えぇ…///」
甘い笑顔の仁さんに、優しく抱き締められた。
そして蕩けそうなキスをされ、僕は朝から顔を真っ赤に染めたの。
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